2005/06/24掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
アンスラックスの初代ベーシストであり、ニューヨーク・アンダーグランド・シーンの重鎮、ダン・リルカ率いる
ニュークリア・アソルトが新作を完成させました。タイトルは『3ED WORLD GENOCIDE』。
彼らは2002年にオリジナル・メンバーで再結成。その時のツアーを収めた
『Alive Again』を2003年に発表していましたが、スタジオ・アルバムとなると93年の
『サムシング・ウィケッド』以来12年ぶり。しかも『サムシング〜』はダン不参加のアルバムであり、“真の”ニュークリア・アソルトとしては91年の
『アウト・オブ・オーダー』以来の新作ということになります。
オリジナル・ギタリストのアンソニー・ブラマンテはすでに脱退。後任のエリック・バークを経て、現在ではスコット・ハリントンなるギタリストがプレイしています。残念ながらオリジナル編成は崩れてしまいましたが、衝撃のデビュー作
『Game Over』(写真/86年)のような、アグレッシヴでどこかシニカル、ハードコアとスラッシュの“元祖クロスオーヴァー”サウンドを聴かせてくれることを期待しましょう。
発売は、欧州でSPV/Steamhammer Recordsから8月29日の予定。USでの発売日は発表されていませんが、Screaming Ferret Wreckordsからのリリースになる模様です。
●『3ED WORLD GENOCIDE』収録予定曲
01. Third World Genocide
02. Price Of Freedom
03. Human Wreckage
04. Living Hell
05. Whine And Cheese
06. Defiled Innocence
07. Exoskeletal
08. Discharged Reason
09. Fractured Minds
10. The Hockey Song
11. Eroded Liberty
12. Long Haired Asshole
13. Glenn's Song