19世紀を代表する哲学者 / 経済学者
カール・マルクスの末娘エリノア・マルクスの激動の半生を描いた『ミス・マルクス』(原題: MISS MARX)が、9月4日(土)より東京・シアター・イメージフォーラム、東京・新宿シネマカリテほかにて全国順次公開されることが決定。場面写真が公開されています。
カール・マルクスの伝説の3姉妹の末娘であり、女性や子供たち、労働者の権利向上のために生涯を捧げ、43歳の若さでこの世を去った女性活動家エリノアの、知られざる激動の半生を初めて映画化した本作。監督・脚本を手掛けたのは、前作『Nico, 1988』でヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門作品賞を受賞したイタリア出身のスザンナ・ニッキャレッリ監督。2020年ヴェネツィア国際映画祭でワールド・プレミアを迎えた本作は、同映画祭コンペティション部門で FEDIC賞、ベストサウンドトラックSTARS賞の2冠に輝き、2021年ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞11部門ノミネート、3冠受賞を果たしています。
主人公エリノアを演じるのは『
つぐない』、『
未来を花束にして』の
ロモーラ・ガライ。本作の演技で「控えめながら、文句なしに人の心を打つ演技」(英ガーディアン紙)、「強烈なパフォーマンス」(米インディワイアー誌)など、世界的に絶賛を浴びました。エイヴリング役には『
戦火の馬』、『クイーンズ・ギャンビット』で知られる演技派
パトリック・ケネディ、カール・マルクス役を『
大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院』の
フィリップ・グレーニング監督が演じています。
この度公開された場面写真では、日本版オリジナルポスターにも使用された踊るエリノアをはじめ、活動家として自信に満ち溢れた姿や孤独な感情をたたえた表情など様々なエリノアの姿が映し出されています。他にも恋人エドワード・エイヴリングや仲間たちとのショットや父カール・マルクス、少女時代のエリノアやマルクス家一同をおさめたショットなど計9点となっています。
Photo by Emanuela Scarpa
Photo by Dominique Houcmant©2020 Vivo film/Tarantula
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『ミス・マルクス』2021年9月4日(土)より東京 シアター・イメージフォーラム、東京 新宿シネマカリテ他 全国順次公開
missmarx-movie.com配給: ミモザフィルムズ