警察とやくざの血で血を洗う攻防戦を過激な描写も辞さずに描き数々の映画賞を獲得した『
孤狼の血』や、その続編として2021年に公開された『
孤狼の血 LEVEL2』でも注目浴びる
白石和彌監督が、
阿部サダヲ×
岡田健史のダブル主演でおくる映画『死刑にいたる病』。2022年5月に全国公開されるこの注目作の、本編映像初解禁となる特報映像が公開されています。
作家・
櫛木理宇の同名小説を原作とした本映画は、鬱屈した日々を送る大学生・雅也の元に届いた、世間を震撼させた連続殺人鬼・榛村からの1通の“冤罪証明依頼”が発端。24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村より「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」と依頼され、事件を独自に調べ始める雅也が、想像を超える残酷な事件の真相にたどり着くさまが描かれます。24人の尊い命を奪った連続殺人鬼を阿部サダヲが、大学生・雅也を岡田健史が演じ、拘置所での息のつまるようなやり取りも見どころのサイコサスペンス映画となっています。
公開された特報映像では、残忍な連続殺人鬼とは思えぬ清潔感のある佇まいや穏やかな口ぶりとは裏腹に、その表情や仕草にただならぬ狂気を垣間見せる榛村が描かれています。対する雅也は突然届いた1通の手紙を読み、拘置所で対面した榛村の話を食い入るように聞き、彼が冤罪だと主張する事件の真相に迫るため、雨に打たれずぶ濡れになりながら奔走。水に浮かぶ血の付いた爪、土砂降りの雨の中、血まみれで何者かに足を引きずられながら悲痛な叫び声をあげる女性。この残忍な事件は本当に冤罪なのか?真犯人は誰なのか?真相にたどり着いた先に、一体何が待ち受けるのか――。映画公開に期待が高まる映像となっています。
©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会