“ミステリーの女王”の異名を持つ作家
アガサ・クリスティが生涯を通して書き続け、今もなお全世界で愛される“名探偵ポアロ”シリーズの中も、アガサ自身が“旅行物のミステリーで史上最高傑作”と称する『ナイルに死す』を、
ケネス・ブラナー監督が映画化する『ナイル殺人事件』。このたび、2月25日(金)からの全国ロードショーに先駆け、豪華な日本版声優が発表されました。
本作の舞台は、“神秘の国”エジプトのナイル川を往く豪華客船。数々の難事件を解決してきた世界一の私立探偵ポアロ(演: ケネス・ブラナー)が、莫大な資産を持つ大富豪の娘・リネット(演:
ガル・ガドット)に招かれて乗船した豪華客船で起きる難事件に挑みます。主人公の名探偵ポアロの声を担当するのは劇団四季出身で数々の映画やドラマ、洋画の吹替声優を務めるなど幅広く活躍している
広瀬彰勇。愛と欲望が絡み合う複雑な難事件を描く本作について広瀬は「前作、『オリエント急行殺人事件』に引き続きケネス・ブラナー氏自らの監督による本作はエジプトの美しい背景を舞台に愛憎渦巻くサスペンスが展開し、人間の愛と欲望を深く掘り下げた脚本が見事です。『私は知っています……愛のために……人は…人を殺す。』ポアロの言葉が21世紀の現代を生きる我々にも突き刺さる気がします」と見どころを明かしています。
2017年『
オリエント急行殺人事件』に引き続き、登場するポアロの友人ブーク役には、人気アニメ作品のキャラクターを数多く演じている
中村悠一が続投。「前作ではいいポジション取りをしていたブーク。彼が今作また登場できると聞いて、今度は一体どんな役割なんだろ?と思っていましたが…?!驚きのドラマの連続でドキドキワクワクしていただけること間違いなしだと思います!お楽しみに」と予想外の真相が待っていることを示唆しています。
莫大な資産を相続した大富豪の娘リネットの声を担当するのは、アクション大作『
ワンダーウーマン 1984』でもガル・ガドットの声優を務めている
甲斐田裕子。リネットは夫サイモンとクルーズ船の新婚旅行に訪れますが、ある晩何者かに殺されてしまい、第一の殺人事件の被害者となります。甲斐田は、「ガル・ガドット演じるリネットは芯があり賢く優しさも持ち合わせています。ただ資産家ゆえに人を信じられない恐怖と弱さを隠し持つ。その辺りを損なわないように演じようと心掛けました。原作とは設定が少しずつ変化しているので、話を知っている人にも楽しんでもらえると思います」と、原作との違いを楽しんでもらいたいとコメント。
リネットの夫サイモンの声を担当するのは魅力的な低音ボイスで絶大な人気を誇る
津田健次郎。サイモン役として参加できたことを光栄と語る津田は、「サイモンは美しさと力強さを同居させた魅力のあるキャラクターだと思っております。名匠ケネス・ブラナーの描く華やかな上流社会の中で更にサイモンは輝きます。エジプトの壮大な景色の中で繰り広げられる華やかで残酷な名作ミステリー、どうぞお楽しみに」とサイモンの魅力と共に、難解なミステリーの魅力にも言及しています。
リネットの親友でサイモンの元婚約者の“謎めいた恋人”ジャクリーンを演じるのは、数々のアニメや洋画の吹き替えを担当している森千晃。森は「私の中で、現実では関わり合いたくない人、作中No.1はジャクリーンです。心底悪い人間では無いと思うのですが、何をするかわからなくて恐ろしい…だからこそ映画の中ではとっても魅力的で、目が離せない存在になっています」と悪女のようなジャクリーンの魅力を明かしました。
他にも事件に関わる重要人物たちの日本版声優が決定。敏腕マネージャーのロザリーを
早見沙織、結婚式に雇われた華麗なるシンガー、サロメを
桜井ひとみ、ブークの過保護な母親ユーフェミアを
榊原良子、リネットの名付け親であり後見人でもあるスカイラーを
小宮和枝、スカイラーの看護師で株の大暴落で資産を失った過去を持つバワーズを
一龍斎春水、リネットの友人として結婚式に出席する医師ドクター・ウィンドルシャムを
川島得愛、リネットの財産管理人アンドリューを
内田岳志、リネットのメイドで自身も上流階級の仲間入りをしたいルイーズを
潘めぐみがそれぞれ演じます。
ナイル川を往く豪華客船内で起こる殺人事件、そして次第に浮き彫りとなるそれぞれの思惑。愛と欲望が複雑に絡み合う人間関係渦巻く豪華客船の中、“乗客全員”が容疑者のドラマチックな豪華ミステリー・クルーズに期待が高まります。
[コメント]今回、ケネス・ブラナー扮するエルキュール・ポアロの吹き替えを担当させて頂き大変光栄に感じております。前作、『オリエント急行殺人事件』に引き続きケネス・ブラナー氏自らの監督による本作はエジプトの美しい背景を舞台に愛憎渦巻くサスペンスが展開し、人間の愛と欲望を深く掘り下げた脚本が見事です。
『私は知っています……愛のために……人は…人を殺す。』
ポアロの言葉が21世紀の現代を生きる我々にも突き刺さる気がします。
私も観客として公開を待ち望んでおりました。是非映画館のスクリーンで堪能して貰いたい大作です。――名探偵ポアロ役 広瀬彰勇前作ではいいポジション取りをしていたブーク。
彼が今作また登場できると聞いて、今度は一体どんな役割なんだろ?と思っていましたが…?!
驚きのドラマの連続でドキドキワクワクしていただけること間違いなしだと思います!お楽しみに。――ポアロの友人ブーク役 中村悠一原作のリネットは、美しくも高慢で周りから厭われていますが、ガル・ガドット演じるリネットは、芯があり賢く優しさも持ち合わせています。
ただ資産家ゆえに人を信じられない恐怖と弱さを隠し持つ。その辺りを損なわないように演じようと心掛けました。
原作とは設定が少しずつ変化しているので、話を知っている人にも楽しんでもらえると思います。また、さすがケネス・ブラナー、シェイクスピアの「アントニーとクレオパトラ」の引用が散りばめられています。ご期待下さい!――大富豪の娘リネット役 甲斐田裕子アガサ・クリスティの名作を映画化した「ナイル殺人事件」にサイモン役で参加させて頂き光栄です。
サイモンは美しさと力強さを同居させた魅力のあるキャラクターだと思っております。
名匠ケネス・ブラナー監督の描く華やかな上流社会の中で更にサイモンは輝きます。
そんなサイモンの魅力を日本語でお伝え出来る様に、細かいニュアンスにもこだわり丁寧に演じさせて頂きました。
エジプトの壮大な景色の中で繰り広げられる華やかで残酷な名作ミステリー、どうぞお楽しみに。是非劇場でご覧下さい。――リネットの夫サイモン役 津田健次郎私の中で、現実では関わり合いたくない人、作中No.1はジャクリーンです。
心底悪い人間では無いと思うのですが、何をするかわからなくて恐ろしい…だからこそ映画の中ではとっても魅力的で、目が離せない存在になっています。
そんなジャクリーンがどんな行動に出るのか、最後まで楽しんでいただければ幸いです!――謎めいた恋人ジャクリーン役 森千晃©2020 20th Century Studios. All rights reserved