ドアーズのオリジナル・メンバーである、レイ・マンザレクとロビー・クリーガーがザ・カルトのイアン・アストベリーをヴォーカルに迎えて、“21世紀のドアーズ（The Doors of the 21st Century）”としてライヴ活動をスタートさせたのが2003年。その後、元メンバーのジョン・デンズモアと故ジム・モリソンの遺族がドアーズ名の使用差し止めを訴え、裁判所から使用禁止命令が今年7月に下されていましたが、その決定を受け、“21世紀のドアーズ”は、新たに“ライダーズ・オン・ザ・ストーム（Riders on the Storm）”と改名して活動を継続することになったそうです。

　ライダーズ・オン・ザ・ストームは、ジム・モリソン在籍ラスト作『L.A.ウーマン』(写真)に収録されている、ジムの最期を象徴するような名曲のタイトル。今回改名は“ジムやそのまわりの人々に敬意を表してのもの”とレイ・マンザレクはコメントしています。新名義での活動は、米ラスベガスで8月26日に開催されるライヴからとなるそうです。