4月9日（土）に渋谷の新しいナイトスポットとして注目を集めるVIZEL（ヴィゼル）にて、ドイツ出身のアーティスト / DJのトーマス・ゴールド（Thomas Gold）をリアルに迎えたイベントを行うことが明らかになりました。

　コロナ禍に突入した2020年以降、海外アーティストの来日公演やツアーはもちろん、フェスなどが軒並みキャンセル、延期となったほか、店舗も閉店が相次いでいます。その後は新しい生活様式に合わせたデジタル配信公演、バーチャルでのイベントの形が日常となっています。今回飛び込んできたニュースは、まだまだバーチャルやデジタルでの音楽の楽しみが続く、そんな「ステイホーム」下で燻ってきたクラバーの血を騒がせる朗報です。

　トーマス・ゴールドは2009年のデビュー以来ダンスミュージック界で高い評価を獲得してきた、いわばスーパースターです。天文学的なストリーミング音楽の配信数、リミックスなどのステージワークで、10年のキャリアの分だけヒット曲があります。

　また、Ultra Music FesivalをはじめElectric Daisy Carnival、Coachella、Mystey land、 Tomorrowlandといった世界の名だたるフェスティバルへの出演とそのパフォーマンスのクオリティーの高さで世界中のクラブ・シーンに旋風を巻き起こしました。

　ダンスミュージックの名門レーベル「Armada Music」からの「Gold」、ニッキー・ロメロのレーベル「Protocol」からの「Wildest Dream」はエレクトロニックミュージック・シーンを揺るがせ、ハードウェルのシングル「feat.Thomas」、スヌープ・ドッグをフィーチャーしたシングル「How You Love Me」、ニッキー・ロメロの「Rise」など名だたるアーティストのリミックスワークにも精力的で注目を集めています。特に2011年のアデル「Set Fire To The Rain」リミックスはYouTube再生回数1700万回超を記録しました。

　また、テックハウスのサイドプロジェクト、AU-1を公開し、別名義でのシングル「Oh Yo Bah」を世にリリースするなど、その活動はステージ、スタジオを問わず止まるところを知りません。そんなトーマス・ゴールドの待望の来日は2016年11月以来、実に約5年ぶりとなります。