大泉洋、
有村架純、
目黒蓮、
柴咲コウの豪華キャストを迎え、
佐藤正午による直木賞受賞の純愛小説(岩波書店刊)を実写化した映画『月の満ち欠け』が、12月2日(金)に全国公開されることが決定。あわせて、特報映像とキー・ヴィジュアルが公開されています。
現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角。本作は、無関係だった彼らの人生が “瑠璃”という名の女性の存在で交錯し、「愛する人にもう一度めぐり会いたい」という願いが起こした“奇跡”を描いた、数奇で壮大なラヴ・ストーリーです。
主人公・小山内堅(おさない・つよし)を演じるのは大泉洋。小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性、正木瑠璃(まさき・るり)には有村架純。正木瑠璃と許されざる恋に落ちる大学生・三角哲彦(みすみ・あきひこ)には、ソロでの映画出演は初となる、
Snow Manの目黒蓮。そして、小山内の妻・小山内梢(おさない・こずえ)には柴咲コウ。また、監督に『
ストロボエッジ』(15)、『
余命一か月の花嫁』(09)ほか、リアルな人間描写と圧倒的な映像美に定評のある
廣木隆一、脚本に『
ビリギャル』(15)、『
こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(18)など、コメディから感動作まで幅広いジャンルを手がける実力派の橋本裕志を迎えるなど、日本映画界が誇る最高のキャストとスタッフが集結し、感涙の物語を描き出します。
映像解禁は初となるこのたびの特報映像は、小山内が、亡くなった妻・梢の「今も、ずっと好きですよ」という切ない語りに涙を流すシーンからスタート。続いて映し出されるのは、小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性・正木瑠璃と大学生の三角哲彦の姿。三角が瑠璃の手を取り、どこかへ連れ出すかのように駆け出すシーンから三角の暮らす家で過ごす2人の親密な様子に切り替わります。お互いに微笑みあい和やかな雰囲気が一転、許されざる関係であることを突き付けるように真っ赤なトランクが宙を舞い、「人は命を繰り返す。月が欠けても、また満ちるように」というナレーションと共に出産の喜びを分かち合うかつての小山内夫婦の姿に。そして映像は、本作が紡ぎ出す切ない愛の奇跡を予感させるシーンで締めくくられます。
また、特報映像と同時にお披露目となったキー・ヴィジュアルは、お互いに愛し合う小山内夫婦と、かつての恋人たちである瑠璃と三角が惹かれ合う瞬間の様子を切り取った、どこか対照的な二組の姿を写しだしたもの。「生まれ変わっても、あなたに逢いたい――」というコピーが添えられ、真実の愛が起こした奇跡によって4人の運命が交錯する、時を超えた壮大なラヴ・ストーリーを表現した仕上がりとなっています。
©2022「月の満ち欠け」製作委員会