オーストラリアのインディー・ロック・バンド、ラスト・ダイナソーズ(Last Dinosaurs)が、エネルギッシュなグルーヴの新曲「オート・サボタージュ」(Auto-Sabotage)を8月5日(金)にリリース。
本作は、オーストラリア人と日本人のハーフであるメンバーのラクラン・キャスキー(Lachlan Caskey)が、コロナ禍で自身を成長させようとする中で、誰もが陥る自己破壊的なスパイラルに陥る悪い癖と向き合い完成した楽曲で、華やかなギターと弾むようなベースラインに日本のレトロ・ポップさも感じられる、エネルギッシュなロック・ナンバーです。
また、今秋には
OKAMOTO’Sとの対バンによるジャパン・ツアー〈OKAMOTO'S tour w/ 2022 〜ウェルカム マイ フレンズ〜〉も決定。2021年にOKAMOTO'Sのヴォーカル・
オカモトショウがリリースしたソロ・アルバム『
CULTICA』収録曲「Slider feat. Last Dinosaurs」にラクラン・キャスキーが参加したことで交流が始まったラスト・ダイナソーズとOKAMOTO'S。楽曲の制作はリモートで行われましたが、このフィーチャリングをきっかけに、ラスト・ダイナソーズのアメリカ・ツアーにOKAMOTO'Sを招集、今度はラスト・ダイナソーズがOKAMOTO'Sのツアーのゲストに決定しています。ラスト・ダイナソーズもSNSで「Playing shows in Japan with our best bros - 最高の仲間と日本でライブ!」とコメントしています。
さらに、メキシコとオーストラリアのスタジオに入り作曲とレコーディングを行い制作された4thアルバム『From Mexico with Love』を11月4日(金)にリリースするラスト・ダイナソーズは、2022年から2023年にかけて世界各地でツアーとフェスでの公演を行う予定との事です。
ラクラン・キャスキーは新曲「オート・サボタージュ」について、「この曲を書いたのは、メキシコでパンデミックに見舞われた時。自分の中の悪魔と向き合って自分を鍛えるには余りにも時間があったんだ。でも、それはまるで人生の中で起きる困難や不安を招く物事には、それに対処するためにある種の自己破壊的なことが必要であるかのようなんだ。単に自分自身や自分の目標を破壊することをよしとするような曲を作りたいんじゃなくて、むしろそれを問題として指摘して、それはずるくて閉じこもった心の状態だと暴きたかったんだ」とコメントしています。