9月30日(金)より全国公開となる、ダイアナ元妃の人生を辿るドキュメンタリー映画『プリンセス・ダイアナ』(原題: The Princess)の主題歌に、
ZARDの「Forever you」が決定。楽曲を使用したコラボMVが、ダイアナ元妃の命日である8月31日(水)に公開されました。
悲劇の死から今年で没後25年となる、ダイアナ元皇太子妃。36歳という若さでこの世を去ったダイアナの19歳での婚約から死までの17年間を映した数千時間にのぼるアーカイブ映像をつなぎ合わせた『プリンセス・ダイアナ』で描かれるのは、ダイアナとメディア、そして大衆の熱狂。さまざまな困難の中でも自身の道を歩み続け、世界中に愛と希望を届けたダイアナは今でも人々の心に残っています。
このたび主題歌に起用されたZARDのヴォーカル・坂井泉も2007年に帰らぬ人となりましたが、彼女の歌声、そして楽曲は今でも人々に聴かれ、歌われ続け、人々を励まし続けています。今もまだ多くの人に愛され続ける、ダイアナとZARD・坂井泉水。自分の道を後悔なく歩み続けた2人の女性の想いから今回のコラボが実現しました。
主題歌「Forever you」は、坂井泉水本人が、自分の歩んできた道に後悔はない、という強い想いを歌詞に込められた楽曲。ファンの間では根強い人気を誇っています。
同曲について、ZARDのプロデューサー・
長戸大幸は「ZARDが評判になって来た頃、彼女がレースクイーン時代の頃の情報がマスコミに流れ出しました。いわゆるゴシップ、虚実入り混じる暴露ネタのニュースです。誹謗中傷めいたそういった言葉の暴力に対して彼女自身も深く傷つけられたに違いありません。これは何とかしなければ、とある時プロデューサーの私は、『そういった心境を歌詞に表してみれば?』と提案してみました。ところが、彼女が表現した言葉(=歌詞)は、意外にも私の想像を覆すものでした。彼女は『その過去があったからこそ、現在の自分がいるのだ』と。それどころか、その時関わってくれた方々に対して感謝すら感じていました。そうして出来上がった歌詞が〈Forever you〉という曲になりました。あの歌詞には本当に感心させられました」とコメント。
ダイアナ元妃もまた、婚約から死の瞬間までカメラに追われ続けた人生でしたが、坂井と同様、強い意志でそれに立ち向かった女性。このたび公開されたコラボMVでは、離婚後は自らの足で歩み続けたダイアナの姿と、「Forever you」の歌詞、坂井泉水の想いが重なる仕上がりとなっています。
なお、このコラボレーションを記念して、「Forever you」が収録された、ZARDの最新ベスト・アルバムの“映画「プリンセス・ダイアナ」コラボ記念『
ZARD Forever Best 〜25th Anniversary〜』-ROSE-バージョンジャケット”(数量限定生産)が、9月28日(水)に発売されることも決定。ダイアナ元皇太子妃をイメージしたバラがZARDのジャケットを彩ります。
[コメント]坂井泉水は、自らの歌に対して言葉を大切にするアーティストでした。ZARDが評判になって来た頃、彼女がレースクイーン時代の頃の情報がマスコミに流れ出しました。いわゆるゴシップ、虚実入り混じる暴露ネタのニュースです。誹謗中傷めいたそういった言葉の暴力に対して彼女自身も深く傷つけられたに違いありません。これは何とかしなければ、とあ
る時プロデューサーの私は、「そういった心境を歌詞に表してみれば?」と提案してみました。ところが、彼女が表現した言葉(=歌詞)は、意外にも私の想像を覆すものでした。彼女は「その過去があったからこそ、現在の自分がいるのだ」と。それどころか、その時関わってくれた方々に対して感謝すら感じていました。そうして出来上がった歌詞が「Forever you」という曲になりました。あの歌詞には本当に感心させられました。周囲の方々に対する謙虚な配慮と自分自身の弱さに負けない意志の強さを持ち合わせた詞(ことば)の表現力、だからこそ、ZARD 坂井泉水の歌詞(=言葉)はあれだけ多くの大衆の支持を集める存在になり得たのではないかと、そう思うのです。――長戸大幸プロデューサー
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『プリンセス・ダイアナ』2022年9月30日(金)より東京 TOHO シネマズ シャンテ、東京 Bunkamura ル・シネマほか全国ロードショー
diana-movie.com配給: STAR CHANNEL