80年代のニューウェイヴ期に活躍した、インダストリアル・エスノ・ファンク・バンド、
23 Skidoo(トゥウェンティスリー・スキドゥ)の作品群が日本でも復刻! 一部作品は紙ジャケット仕様で発売されます。
23 Skidooは英シェフィールド出身。ノイズ/インダストリアル・ロックをベースにしながら、パーカッションやファンキーなドラムを前面に押し出したエスノ・ファンクが特徴で、初期作のプロデューサーには
スロッビング・グリッスルの
ジェネシス・P・オリッジらが参加しています。そのガムランやチベット・ホーンを取り入れる実験性と、ダンサブルな熱っぽさがせめぎ合うスリリングなサウンドは、近年になり再評価されており、また彼らのナンバー(「COUP」)を
ケミカル・ブラザーズがサンプリング・カヴァーするなど、さまざまな面でも注目を集めています。
今回復刻されるのは、1st
『Seven Songs』(82年/FJSP-48 税込2,500円/紙ジャケ仕様)、3rd
『Urban Gamelan』(84年/FJSP-49 税込2,500円/紙ジャケ仕様/写真)、ベスト
『Just Like Everybody』(CD2枚組/LTMDU-2532 税込2,300円/直輸入盤/帯/ライナー付)、
『Culling Is Coming』(83年/BOUDU-6604 税込2,100円/直輸入盤/帯/ライナー付)の計4タイトル。『Just Like Everybody』には、彼らが90年代にレコーディングした音源を収めた『Just Like Everybody Part Two』がボーナス・ディスクとして追加されており、またその他3タイトルにもボーナス・トラックが収録されています。発売はすべて11月21日を予定。クールで刺激的なニューウェイヴ・ファンクに再びご注目を!
≪23 Skidoo 復刻≫
*11月21日発売予定。
●1st
『Seven Songs』(82年/FJSP-48 税込2,500円/紙ジャケ仕様)
UK、(キャバレー・ボルテールと同じく) シェフィールド出身。スロッビン・グリッスルなどをリリースしたフェティッシュ・レコードよりのファースト・アルバム、82年発売。UKインディーズ・チャート1位。クレジットにはないがTGのジェネシス・P・オリッジとピーター・クリストファーソンが共同プロデュース。
●3rd
『Urban Gamelan』(84年/FJSP-49 税込2,500円/紙ジャケ仕様/写真)
1984年、サード・アルバム。(エスノ) ファンクを全面的にフィーチャーしたポスト・パンク名盤中の名盤。12インチ “Coup” と同じトラックの ‘Fuck You GI’、ヘヴィなパーカッション・トラック ‘Jalan Jalan’ から、(フェイク) ガムランを取り入れたトリッピーなダブ・エフェクト・ナンバーまで。
●ベスト
『Just Like Everybody』(CD2枚組/LTMDU-2532 税込2,300円/直輸入盤/帯/ライナー付)
1980年から1987年の間にリリースされたシングル曲や、アルバムの重要曲、リミックスなどを収録したベスト盤 『Just Like Everybody』がデジタル・リマスターでのリイシュー。さらにボーナス・ディスクとして、これまでファンの間でその存在がささやかれながらもお目見えすることのなかった『Just Like Everybody Part Two』 をプラス。
●
『Culling Is Coming』(83年/BOUDU-6604 税込2,100円/直輸入盤/帯/ライナー付)
83年にクレプスキュールよりリリースされ、過激に進化するバンドの新たな方向性を示した作品。バリニーズ・ガムラン・オーケストラとのコラボレーションや、スクラップ・メタルやテープ・ループなどを使用したインプロヴィゼーション・セットなどを収録。