2本のチェロで
マイケル・ジャクソンや
クイーン、
AC/DC、
U2などロックの名曲を演奏する
2CELLOSのルカ・スーリッチ(Luka Šulić)が、初のクラシック・アルバム『
ヴィヴァルディ: 四季』(Blu-spec CD2 SICC-30543 2,400円 + 税)を10月23日(水)に日本先行でリリース。本作から「春」の第1楽章が各ストリーミング / 配信サイトなどで公開されています。
本作は、スーリッチがルーツであるクラシックに立ち戻って奏でる初のソロ・アルバム。ヴァイオリンのために書かれた協奏曲を約2年をかけてスーリッチ自身がチェロ用に編曲したこのヴァージョンは、本作が世界初録音となります。レコーディングは、イタリアの伝統あるサンタ・チェチーリア・アカデミア弦楽合奏団と、2019年6月11日、12日に伊ローマで行われました。
スーリッチは「子供の頃から大好きだった
ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集『四季』をいつかチェロで演奏してみたいと思っていた。だから今回のチャレンジはとてもやりがいがあった。『四季』を演奏するのはヴァイオリンでも難易度が高いのに、ましてやチェロで演奏するわけだから時間もかかるし難しいプロセスだった。2年かけて少しずつ、1曲ごとにアレンジと準備をした。リスナーの皆さんにはヴィヴァルディの代表曲を初めてチェロで演奏するこの興奮を僕がアルバムを創っていた時と同じように感じてくれたらって思う」とコメントしています。
日本盤はボーナス・トラックとして、スーリッチの超絶技巧を味わえる「チャルダーシュ」を収録。また初回盤封入特典として、特製“四季暦2020”が封入されます。