826askaが、4月30日(土)に開催する千葉市文化センター(千葉県)公演〈826aska Electone LIVE 2022〉を発表、チケット発売を2月22日(火)より開始。同ライヴは千葉以外にも岐阜、大阪、宮城、広島での公演を予定しているので、公式発表を待ちたいところです。
まるで「一人交響楽団(ひとりオーケストラ)」。彼女がYAMAHAの愛機“STAGEA・ELS-02C”の前に座り、両手両足を指揮棒(タクト)のように降り出したとたん、そこからは、興奮や感動を与える音楽が泉のように沸きだします。
5歳からピアノを習い始め、8歳からエレクトーンの道へ。826askaが注目を集めたきっかけが、まだ中学2年生だった2016年1月にYouTube上へアップした「STAR WARSメドレー」が、「完璧な再現!!」と海外で大きな話題になったことでした。その評判が日本へも波及、いろんなテレビ番組にも取り上げられ、一気に注目を集めだしました。最近でも、「鬼滅の刃[無限列車編メドレー]」がネット上で大きな話題を集めています。
その実力は、826aska公式YouTubeチャンネルに数多くライヴ / 演奏動画が上がっているので、まずはご覧になっていただきたいところです。きっと、目が、耳が、数々の演奏からくっついて離れなくなるはず。
アルバム『
DEPARTURE』を2019年にヤマハミュージックコミュニケーションズよりCDリリースし、メジャー・デビュー。以降、『
possible』『
smile』と、毎年コンスタントにアルバムを発売し続けてきました。福井県鯖江市出身の826askaは、20歳になった今も、地元に住みながら活動を続けています。
2021年は、最新アルバム『smile』を手に、20歳の誕生日のお祝いも兼ね、全国ツアー〈“smile” 826aska 20th Anniversary Live Tour〉を開催。全9本行われた公演は各地で大反響を呼びました。その理由も、納得。826askaが主に演奏するのは、「宇宙戦艦ヤマト」「千本桜」「パイレーツオブカリビアン」「ドラゴンクエスト序曲」等々、新旧問わずアニメやゲーム、映画音楽など、話題の歌や楽曲のカヴァーたち。慣れ親しんだ音楽が目の前でダイナミックな演奏を通し、臨場感あふれた姿で甦ることに、たくさんの人たちが興奮と歓喜と感動、時には感涙した表情も浮かべてきました。826askaが連れ出したファンタジックな音楽の世界へ浸りながら、夢のようなひとときを過ごしてきました。
今や826askaがコンサートを行うたび、心が幸せで満たされる音楽のディナーコースを味わおうと大勢の人たちが予約(チケットの購入)に殺到。直近でも、12月24日のクリスマスイブに京都・FAN Jで行う公演のチケットは、発売後2日で完売。改めて826aska人気の高さを知らしめました。
そしてこのたび826askaは、4月30日、千葉県の千葉市文化センターでの公演を発表、同公演のチケット発売を開始しました。完売必死だけに、少しでも気になった方は早めに手にしていただきたいところです。
2022年も、数多くのコンサート活動と新作の制作にも期待したいところ。何より、どんな楽曲をYouTube上にアップしてくれるのか、その選曲と臨場感を持った演奏も、引き続き楽しみです。
TEXT: 長澤智典