AB'S(エイビーズ)が、マキシ・シングル「A5B3S」とマキシ・シングル「Single」の2タイトルをカップリング・アルバムとして4月20日(水)に復刻リリース。
多くのアーティストのライヴ・サポート、スタジオ・ワーク、プロデュースなど、豊富なキャリアを持つヴァーチュオーゾ達で結成されたバンド、AB'S。その結成は、1982年。サポートやスタジオだけに止まらず、自身のアーティスト活動も活発に行ってきたギタリスト、
芳野藤丸。その芳野藤丸の初めてのソロ・アルバム『
YOSHINO FUJIMAL』のレコーディング・メンバーで結成されました。
顔ぶれは、芳野藤丸(g)、
松下誠(g)、
岡本郭男(ds)、
渡辺直樹(b)、
安藤芳彦(key / 作詞)、全員がヴォーカル、コーラスワークもこなします。弾きながら歌ってハーモニーを付けられるバンドは、個々のメンバーを応援していたファンだけでなく、そのメンバーたちと“仕事”をしてきた音楽業界からも大いに注目をあつめました。
AB'Sのバンド名の由来は、メンバー3人の血液型がAB型だったから。また、アルファベット順にリスティングされた時、トップに来るであろうことから。コンスタントにアルバム・リリースを重ね、精力的に活動した'80年代で一旦活動停止。その後、2003年にAB'Sは再活動をライヴから開始します。そこからはじまった第2期AB’Sにとって、導入ストーリーとなる5曲収録マキシ・シングル「A5B3S」(2004年)、3曲収録マキシ・シングル「Single」(2005年)。この2作品は、フル・アルバム制作という次のステップにむけたマイルストーンなのです。
この重要な2タイトルは、残念ながら一般発売ではなくネット通販とライヴ会場だけで限定販売されていました。よって、入手がままならなかったファンも多いのではないでしょうか。時を経て、2020年に7枚目のオリジナル・アルバム『
AB’S-7』がリリースされました。第3期AB'Sの始動です。
このアルバムで、アーティストとしてのタフネスを証明し、なおかつ新しい世代のファンを獲得しました。この新しいファンの「もっとAB’Sを聴きたい」という声から、第2期AB’Sの傑作『NEW(5th: 2005)』、『
Blue(6th: 2007)』という2タイトルのフル・アルバムがタワーレコード主導のもと、2021年9月に復刻リリースされました。
AB’Sの中心人物“芳野藤丸”の50周年アニヴァーサリーの2022年に、AB’Sコレクションを完成させるべく、「A5B3S」と「Single」も、1枚のカップリング・アルバムとなって、再びタワーレコード主導のもと、復刻リリースされます。