11月11日(金)および12日(土)に東京・渋谷 Bunkamuraオーチャードホールで予定されている、先頃逝去した作曲家 / シンセサイザー・アーティスト
冨田 勲の追悼公演〈冨田勲 追悼特別公演 冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』〉の第1部に、追加の上演プログラムが決定。英国出身のダブミックスの巨匠
エイドリアン・シャーウッド(Adrian Sherwood)が来日し、追悼特別プログラムとして冨田が世界的ヒットとなったシンセサイザー作品の代表作「惑星 Planets」のライヴ・ダブミックスを披露することが発表されています。
1977年に発表された「惑星 Planets」は、当時シンセサイザー・アーティストとして世界的名声を誇っていた冨田が、
ホルストのオーケストラ組曲「惑星」をシンセサイザー作品として昇華させたもの。全世界で250万枚を超える大ヒットを記録した、冨田のシンセサイザー作品の代表作であり、宇宙を描いた音楽の代名詞ともいえる作品です。
すみずみまで精巧に作りこまれた内容ゆえに、これまでリミックス等で手を加えることがけっして許可されなかった本作を、“理想のサウンドを追究するISAO TOMITAの想いを、次世代のアーティスト達に引き継いでもらいたい”という遺族の意向もふまえ、本公演にて追悼特別プログラムとして初のオフィシャル・リミックスでのパフォーマンスを行なうことが決定。ジャンルを横断して世界のアーティストとコラボレーションを繰り広げるエイドリアン・シャーウッドに、初のリミックス・パフォーマーとして白羽の矢がたちました。
本公演は、はじめに
『イーハトーヴ交響曲』、そして最後にスペース・バレエ・シンフォニー『ドクター・コッペリウス』という、バーチャル・シンガー
初音ミクとオーケストラのコラボレーション2作品を上演することがすでに発表されており、その2作に挟まれるかたちで、「惑星 Live Dub Mix」が上演されます。