ニュース

aiko、全国ツアー<Love Like Pop vo.14>千秋楽!

aiko   2011/07/25 15:54掲載
はてなブックマークに追加
aiko、全国ツアー<Love Like Pop vo.14>千秋楽!
 4月29日(金・祝)からスタートしたaikoの全国ツアー<Love Like Pop vol.14>が7月24日(日)に、NHKホールで最終日を迎えました!

 今回のツアーでは内容の異なる2つのセットリストを用意して全国を旅したaiko。公演ごとにAパターン、Bパターンが割り振られ、それぞれでガラリと表情を変えるライヴは、aiko本人はもちろん、バンド・メンバーやスタッフにとって大変な準備が必要だったはず……。ですが、「何度もライヴに参加してくれるファンにもっと楽しんでもらいたい」という強い想いと、生粋のサプライズ好きな性格がこのトライを後押し! そして迎えた最終日にはさらなる驚きが。なんと、この日だけの特別なセットリスト、言わばCパターンのライヴが披露されました!

 開演前から鳴り響いていた「aiko!」コールに導かれるように、ライヴはホーンをフィーチャーしたビッグバンドなアレンジの楽曲で大人っぽく開幕。2曲目からはアップ・テンポなナンバーを立て続けに歌い、一気に会場のテンションをマックスまで上げていく。

 「今日しかない楽しいライヴにしようと思ったら、元気な曲ばっかりになっちゃって(笑)」。サウンドに合わせてくるくると舞い、元気に飛び跳ね、そこに居る一人ひとりに向けて歌を放っていくaiko。観客たちは大きな歓声と手拍子でそれに応えていく。MCでは、会場の広さを忘れるほどの、友達同士のようなコミュニケーションも。そこにある心地良い一体感こそがaikoのライヴの大きな魅力です!

 中盤に配置された弾き語りコーナーでは、“キリン”“アイスキャンディ”“初めてのライブ”など観客から募った7つのキーワードすべてを盛り込み“即興”で曲を作るという離れ技も披露。脈絡のない言葉たちから、そのシチュエーションがまざまざと目に浮かぶひとつのストーリーを作り上げるその様に、割れんばかりの大きな拍手が巻き起こりました。

 バラードで全体に緩急をつけながらも、後半戦でもまたアップ・テンポなナンバーを連発。その中でも、イントロが鳴った瞬間に大歓声が沸きあがった最新シングル「恋のスーパーボール」の盛り上がりは格別! ステージバックのLEDスクリーンにはミュージック・ビデオの映像が流され、その楽しい振りに合わせて会場中が揺れる! この曲の大きなフックとなっている三連クラップもaikoと一緒に全員で。熱い盛り上がりのまま、ライヴは一気にラストまで駆け抜けていきました。

 アンコール1曲目には、aikoが歩んできた大切な時間を詰め込んだという「ホーム」。柔らかくあたたかな歌声で届けられるその想いに、オーディエンスはしっかりと耳を傾ける。

 その後、震災の影響で開催自体がどうなるかわからない状況だったという今回のツアーが無事に最終日を迎えた今の気持ちを静かに語り始めたaiko。「いろんなことがあってモヤモヤした日々を過ごしていたけど、ライヴのたびに力をもらいました。最終日まで来れたこと、ほんとに嬉しく思います。今日見せてくれた笑顔を持って帰って、いろんなところに伝染させてください。私もがんばるから、これからも絶対に一緒にいましょう。一緒にいてください。これからもよろしく」そう言うとaikoは最後に、たっぷりの笑顔とシアワセを振りまき、そして次に逢う約束をしてステージを後に。

 会場は暗転。だが、鳴りやまない歓声。それに応えるようにダブル・アンコールが実現! 「最終日、まだ帰りたくないのでもう少し」と笑顔で現われたaikoは、最後にキラー・チューン「ジェット」を歌い、約3時間のライヴは幕を下ろしました!

 震災を受けて延期になっていた仙台でのライヴ(aikoいわく「番外編みたいな特別なライヴにします!」)が8月29日(月)に振替公演として決定しているため、今回のツアーはそこが正式なラストを迎えますが……。なんと早くも次なる公演が決定! ライヴハウスを巡る全国ツアー<Love Like Rock vol.5>が10月からスタートします! 7月27日(水)にリリースされる最新ライヴDVD『ポップとロック』を堪能しながら、10月を待ちましょう。
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015