名作『スマイラーズ』以来通算8作目、約4年ぶりとなる、
エイミー・マン(Aimee Mann)待望のオリジナル・ニュー・アルバム
『チャーマー(Charmer)』の国内盤が9月26日(水)に発売されます。
80年代に
ティル・チューズデイのヴォーカル / ベーシストとして活躍し、1993年からはソロ・アーティストとし活動し続けているエイミー・マン。2000年には、友人である映画監督ポール・トーマス・アンダーソンが「彼女の音楽を映画化したい」と手掛けた作品『マグノリア』のオリジナル・サウンドトラックを発表(映画の中ではエイミーの歌詞そのものが台詞となるシーンも)。同サントラからは「セイヴ・ミー」がグラミー賞2部門にノミネートされ、全米をはじめ日本でも映画とともに大ヒットを記録しました。
一番の魅力はなんといってもその歌と声。決して歌い上げるわけではないのに、心の奥まで確実に響くその歌声。透明感とあたたかみを同時に兼ね備えたその声は、独特の存在感を放つ。また、独創性と文学性に優れた歌詞は、人の心の陰影を見事に昇華して描きだし、多くのファンの心を強く惹きつける要因のひとつでもあり。米メディアも「ポール・マッカートニー、ボブ・ディラン、ブルース・スプリングスティーンと並び、存命するソングライターのトップ10に入る存在」(『NPR』)、 「この世代で最も優れたソングライターのひとり」(『NEW YORK TIMES』)と、惜しみない賞賛をおくっています。
そんなエイミー・マンの新作『チャーマー』は文字通り、魅力的な人やその魅力(チャーム)、そしてその裏側にある“何か”がテーマ。自分の魅力によって人を操る人、あるいは操られた自分を、ユニークな視点と言葉で綴っています。エイミーは、「チャーミングな人々や、チャームという概念そのものに興味をかき立てられるのよ。チャーミングにふるまうという行為の裏には、大抵何か“目論見”があるということを、なかなか思い出せないときもあるけれど、それこそが私が今一番興味があることなの。人の魅力は、人を楽しませようとしたり、相手を特別で面白い存在に感じさせようとしたりするためだけに使われるものなのか? それとも、もっと“邪悪な意図”を持つものなのか……? 時々“魅力”が“操作”を言い換えただけの言葉になり得るような気がするの」と語っています。