エール 2003/09/30掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
映画化された小説『海の上のピアニスト』の作者としても知られる、アレッサンドロ・バリッコの小説『シティ』。その世界観を舞台化した、「CITY READING」というステージの模様をアルバム化した
『シティ・リーディング』を今年始めにリリースした、フランス出身のネクラなオシャレ者たち、と言えば
“エール”(写真は前作
『10,000Hz LEGEND』)のこと。とはいえ、それは一種の企画盤であっただけに、やはりファンとして、一日でも早くオリジナル・アルバムの新作を聴きたいと願ってしまうのは、仕方がないところでしょう。そんなあなたに、本日はついに朗報を届けられることになりました!!
その『シティ・リーディング』同様、レディオヘッドのプロデューサーとしても知られるナイジェル・ゴドリッチと共に制作されていたというニュー・アルバムは、その名を『Talkie Walkie』と言うそうで、現在までのところ、来年1月27日に海外にてリリースされる予定。また、伝えられていることによれば、今作には、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのケヴィン・シールズが新曲を提供し、また、一時エールのツアーにおいてドラマーとして参加していたブライアン・レイツェルがプロデュースを手掛けたことでも知られる映画『ロスト・イン・トランスレーレョン』のオリジナル・サウンドトラックに彼らが提供した新曲、「ALONE IN KYOTO」や「Run」といった楽曲が収録される予定だそうです。そしてなんと、彼らの作品としては初めてとなる全曲ヴォーカルものにチャレンジしているらしい、なんてビックリな情報も。リリース自体が当分先の話なので当然日本盤化の話は未着なのですが、でも、必ずやされるはずですので、その時までお待ちください。なお、判明している収録予定曲は下記のとおり。
・Walkie Talkie
・include
・Venus
・Cherry Blossom Girl
・Run
・Universal Traveller
・Mike Mills
・Surfin' on a Rocket
・Another Day
・Alpha Beta Gaga
・Biological
・ALONE IN KYOTO