6月11日(金)より東京・TOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開される、
明石家さんまの企画・プロデュースによる劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』。主人公・肉子ちゃんの声を
大竹しのぶが担当することに続き、肉子ちゃんの娘・キクコの声を“Cocomi”が務めることが発表されました。
『漁港の肉子ちゃん』は、152回直木賞を受賞した
西加奈子の累計発行部数35万部超の同名小説を原作に、漁港の船に住む共通点なしの母娘・肉子ちゃんとキクコの秘密がつなぐ最高の奇跡を描いた感動のハートフル・コメディ。監督を
渡辺歩が、脚本を大島里美が務めるほか、アニメーション制作を圧倒的クオリティと世界観で世界中に多くのファンを持つ『映画 えんとつ町のプペル』などで知られるSTUDIO4℃が手がけます。
先に公開された特報映像では音声のみが公開されていた、フルーティストでありモデルのCocomi。母である肉子ちゃんとは見た目も性格も正反対の娘・キクコ役で、声優初挑戦&映画デビューを果たすこととなりました。Cocomiは、根っからのアニメファンで、中学生の頃には声優の養成所に通っていたほど。今回、情に厚く惚れっぽいからすぐ男にだまされる、そんな母のことが最近ちょっと恥ずかしいと感じている思春期まっ盛りの多感な少女・キクコを、透明感のある繊細な声で表現しています。
また、3歳からヴァイオリンを11歳からフルートをはじめ、2019年には、日本奏楽コンクールで最高位を受賞。現在も
NHK交響楽団・
神田寛明に師事するフルート奏者のCocomiは、本作の劇伴にフルートでも参加することも決定。フルート参加については、Cocomiのフルートの腕前を以前から知っていた本作の音楽を手がける
村松崇継からの発案がきっかけ。村松は『
思い出のマーニー』、『
メアリと魔女の花』、『
夜明け告げるルーのうた』など映画作品の音楽を手掛け、
竹内まりやの「いのちの歌」の作曲などでも知られる作曲家です。
Cocomiの参加発表とあわせて、すでに出演が発表されていた人気声優の
花江夏樹が、キクコの同級生で、本作の重要なキャラクターとなる少年・二宮役を演じることも明かされました。漁港をバックに、肉子ちゃんとキクコが笑顔を向ける、ティザー・ポスター・ヴィジュアルも初披露されています。
[コメント]Cocomiちゃんが、大のアニメファンで、声優の養成所にも通っていたというのを聞いていて、それなら一度、(共同プロデューサーたちと)声を聞かせてもらおう、ということになって。テストのアフレコ収録で、キクコの声を演ってもらったら、すごくよかった。キクコは、肉子ちゃんの前だけで大阪弁、ほかの人の前では標準語にちかい土地のなまりが入った言葉を使い分ける難しい役柄。本人もすごく練習してくれている。
期待しています。――明石家さんまさんまさんからお声がけいただいて、とても光栄に思います。
まさか、中学生の時に、声優のスクールに行っていたというお話を
覚えていて下さると思ってなかったので嬉しかったです。
原作を読ませて頂いた時に、少し面倒事になりそうな雰囲気になると
流れに任せたりするキクコちゃんと、私自身の考え方が、とても似ていると感じるところがありました。
花江夏樹さんとは1度、ファッション誌のお仕事でご一緒させて頂いた事があります。
ご迷惑をおかけすると思いますが、一生懸命、精一杯頑張りたいと思います。
とても緊張していますが、キクコちゃんの性格や素敵なところをしっかり皆さんに伝えられるよう、頑張ります!!!――Cocomiお声がけ頂き光栄です。小さい頃からテレビで観ていたさんまさんと、まさかこういった形でお仕事させて頂けるとは思っておらず、人生なにが起こるかわかりません。
新しい事に全力で取り組むさんまさんの姿は、どこか肉子ちゃんとも似ているのかもしれません。
二宮は少し変わった男の子で、彼が持つ一癖ある言葉や、独特の感性を表現できるように演じられればと思います。
そして大竹さん、Cocomiさんとのアフレコが楽しみです。息を揃えて頑張ります!――花江夏樹©2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会
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劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』2021年6月11日(金)より東京 TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
29kochanmovie.com配給: アスミック・エース