アル・ヤンコビック 2005/04/27掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
もはや“芸術の域”へと達したといえるほどのパロディ精神を余すことなく注入した、
マイケル・ジャクソン「今夜はビート・イット」の傑作パロディ「今夜もイート・イット」(写真は日本盤シングル)のヒットで知られるパロディ音楽家、
アル・ヤンコビック。独特の美学でロックのヒット曲をユーモアにパロディ化する特異な創作スタイルは、海外では“音楽風刺作家”とも呼ばれ、いまだ根強い人気を保っています。そんなアル・ヤンコビック先生の「ロックの殿堂」入りを願うファンによる請願キャンペーン
“Make The Rock Hall Weird”が昨年より海外でスタート!
「ロックの殿堂」は、ロック・ミュージックの進化と発展に大きく貢献した人物を選出し、殿堂入りを認定することで永くその栄誉を讃えることを目的として設立。パフォーマー部門では、最初のレコード・リリースから25年を経過していることが殿堂入りのための形式上の要件となっていますが、もちろん先生も該当する人物のひとり。同キャンペーンでは、先生が「ロックの殿堂」に値するアーティストであると、運営するロックンロール・ホール・オブ・フェイム財団に認知して貰うために、財団宛てに手紙を送付することを訴えています。
先日発売されたベン・フォールズの最新作にゲスト参加するなど、ミュージシャンからも人気がある先生なだけに、過去には、
ザ・ナックの元メンバーも名を寄せたという約2,900人の署名を集めた嘆願書が財団に提出されたこともあったそうですが、残念ながら願いはいまだ叶わずのまま。発起人はさらなる協力者を世界中から求めていますので、先生の熱狂的な信者はキャンペーンに協力してみてはいかがでしょうか? さらに詳しいことは
特設サイトにてご確認を。