クラリネットのイメージを覆す驚異の超絶技巧で知られる
アレッサンドロ・カルボナーレ(Alessandro Carbonare)が、7月26日(水)に東京・富ヶ谷 Hakuju Hallで開催される第28回〈ワンダフルoneアワー〉に登場。共演はピアニストの
黒田亜樹です。
クラシックのコンサートといえば、夜の公演が多く、しかも2時間以上かかってしまうもの。「忙しいから難しい」「夜の外出はちょっと……」といった理由で行くことを諦めてしまう方におすすめしたいコンサート・シリーズが〈ワンダフルoneアワー〉。本シリーズは昼夜2回の公演で、かつ公演時間が1時間に凝縮された“音楽のエスプレッソ”と呼べるコンサートです。
カルボナーレはイタリア・ローマの
サンタ・チェチーリア国立音楽院管弦楽団の首席クラリネット奏者としての活躍のみならず、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団や
シカゴ交響楽団といった世界の名門オーケストラにも首席奏者として客演し、さらに世界中でリサイタルやマスタークラスも行っています。故
クラウディオ・アバド(Claudio Abbado)をはじめ、名指揮者たちも全幅の信頼をおく天才クラリネット奏者です。
ロックから現代音楽までを自由自在に行き来するミラノ在住の個性派ピアニスト、黒田亜樹との息のあったコラボレーションも必聴。イタリア・オペラの旋律による変奏曲なども含む古典から現代の名曲が、カルボナーレならではの華麗で多彩なパフォーマンスで繰り広げられます。