フランスを代表するピアニストのひとり、
アレクサンドル・タロー(Alexandre Tharaud)が、『
ベートーヴェン: 後期3大ピアノ・ソナタ第30番〜第32番』(WPCS-13794 2,800円 + 税)を10月10日(水)にリリース。
タローは、世界各地で一流オーケストラとの共演を重ねながら、アムステルダム・コンセルトヘボウやパリのシャンゼリゼ劇場、ウィーン楽友協会などの著名な舞台に出演、さらに〈エクサン・プロヴァンス音楽祭〉、〈ラ・ロック・ダンテロン〉といったヨーロッパの主要音楽祭にも定期的に招かれているピアニスト。クラシック作品を演奏するだけでなく、過去の偉大な作曲家の作品に現代の作曲家の作品を組み合わせて構成した“
ラモーへのオマージュ”や“
クープランへのオマージュ”、ポピュラー・ソングに着想を得た“ピアノソング”など、冒険的なアプローチを取り入れた意欲的なプログラムを通して、多くの作品を初演しています。
本作は、とくにフランス作品の演奏で知られるタローが、ピアニストの真価が問われる難曲、
ベートーヴェン晩年のピアノ・ソナタ3部作に挑んだもの。タローにとって、ベートーヴェン作品の録音は本作が初となります。