青森県在住の秋田ひろむを中心としたバンド、amazarashiが、2年ぶりのオリジナル・フル・アルバム『ボイコット』（初回生産限定盤A 2CD + Blu-ray AICL-3850〜53 4,800 + 税 / 初回生産限定盤B 2CD+DVD AICL-3854〜57 4,300 + 税 / 通常盤 CD AICL-3858 3,000 + 税）を3月11日（水）にリリース。そのアルバムから先行配信されている「とどめを刺して」のミュージック・ビデオがYouTubeにて公開されています。

　MVでは、アルバム初回盤特典の「ボイコットノート」が登場。「私は私の奴隷ではない」「私は私のATMではない」など、秋田ひろむが監修した無数のボイコットメッセージをノートに綴っていきながら、SNSからスマホ、本、履歴書まで、現代社会の価値観とそれを内面化する自分を徹底的に断捨離していき、アルバムと楽曲にこめられた「現代社会からのボイコット」というコンセプトを感じさせるMVとなっています。クリエイティブディレクションは、これまでに「空に歌えば」や「フィロソフィー」などのMVを担当したSIX奥山雄太。演出は丸山雄大が手掛けています。

　5枚目のオリジナル・フル・アルバムとなる本作には、アニメ『どろろ』ED「さよならごっこ」、人気俳優を起用して秋田ひろむの過去を題材に制作されたMVが話題となった「未来になれなかったあの夜に」、〈Spikes Asia Festival of Creativity〉、〈ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS〉など数々の広告賞を受章した東京・武道館公演〈新言語秩序〉のリード楽曲「リビングデッド」「独白」を中心に、72分を超える全14曲が収録されます。

　初回生産限定盤A、初回生産限定盤B、通常盤の3形態でのリリースとなり、初回盤には、秋田ひろむの過去を綴った短編小説「雨天決行」と各楽曲に付随した詩が12編、それぞれが拒否したいことを綴る「ボイコットノート」と共に封入されます。また、アルバム収録楽曲を弾き語りでスタジオ録音した音源と、映像が収録されるほか、MVが4曲、2019年末に行われたライヴの映像など80分を超える映像が付属されます。