ソロ・クラリネット奏者としてドイツ・グラモフォンレーベルと史上初の専属契約を結んだ1989年生まれのスター・プレイヤー、
アンドレアス・オッテンザマー(Andreas Ottensamer)。2011年、22歳直前でベルリン・フィルの首席奏者に就任しました。そんなエリート街道をひた走るアンドレアスの最新作
『ブラームス:ハンガリアン・コネクション』(UCCG-1693 2,600円 + 税)が2月18日(水)に発売されます。
アンドレアスは、オーストリアとハンガリーの血をひく家系に生まれ育ちました。
ブラームスがハンガリー音楽から大きな影響を受けたことは周知の事実ですが、本作ではブラームスのクラリネット五重奏曲のほかに、ハンガリー舞曲とワルツの室内楽編曲版と、ハンガリーの作曲家ヴェイネルの作品が組み合わせられています。共演は名手
レオニダス・カヴァコスや、
ウィーン・フィル、
ベルリン・フィルの凄腕メンバーたちという豪華編成です。
父親はウィーン・フィル首席のエルンスト、兄ダニエルも父と同じくウィーン・フィルの首席に座る、超エリート・クラリネット名門一家のサラブレッドであるアンドレアス。モデルもこなす恵まれたルックスを持ち、その人気は鰻登りです。2月26日(木)に予定されている来日公演(東京・トッパンホール)は、チケットが完売しています。残念ながらチケット購入が間に合わなかった方も、本アルバムでアンドレアスの魅力の一端に触れてみてはいかがでしょうか。