“クラリネット界のプリンス”と称される
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席クラリネット奏者の
アンドレアス・オッテンザマー(Andreas Ottensamer)が、最新アルバム『
ブルー・アワー』(UCCG-1835 2,800円 + 税)を3月13日(水)にリリース。
アンドレアス・オッテンザマーは、父の故
エルンストと兄の
ダニエルがウィーン・フィルハーモニー管弦楽団首席クラリネット奏者で、自身はベルリン・フィルの首席を務めるという、クラリネット界のサラブレッド。ソリストや室内楽奏者としても第一級の腕前を持ち、クラシック・ファンからの支持を得るばかりでなく、中高生の吹奏楽ファンのアイドルでもあります。
本作は、クラリネットのための作品の中で最も重要な作品のひとつである
ウェーバーのクラリネット協奏曲第1番と、協奏的大二重奏曲というヴィルトゥオーソ的な作品に加え、その多くをオッテンザマー自身が新しくアレンジした
ブラームスと
メンデルスゾーンのロマンティックな作品を収録した内容。協奏曲では、
マリス・ヤンソンス(Mariss Jansons)指揮
ベルリン・フィルを共演に迎えています。協奏曲以外の楽曲では、いま最も注目を浴びるヴィルトゥオーソ・ピアニストの
ユジャ・ワン(Yuja Wang)を共演者に迎え、フレッシュで鋭敏な感性による演奏を展開しています。