アンドリス・ネルソンス(Andris Nelsons)と
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が、
ブルックナー交響曲全曲録音シリーズ第3弾となる『
ブルックナー: 交響曲第7番』(UCCG-1794 2,800円 + 税)を4月25日(水)にリリース。
2年連続で〈グラミー賞〉を受賞した
ボストン交響楽団との
ショスタコーヴィチの交響曲全曲録音シリーズ「スターリンの影の下でのショスタコーヴィチ」と、2020年の
ベートーヴェン生誕250年に向けた
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とのベートーヴェン交響曲全曲録音、そしてゲヴァントハウス管とのブルックナー交響曲全曲録音がいずれも進行中の指揮者、ネルソンス。ブルックナー・ツィクルスの第3弾となる本作は、ネルソンスの新カペルマイスター就任と、ゲヴァントハウス管の創立275年を記念した開催された2018年3月の公演をライヴ録音したものです。
ブルックナーの交響曲第7番は、1884年12月30日に
アルトゥール・ニキシュ(Arthur Nikisch)指揮ゲヴァントハウス管により行なわれた初演がブルックナーの交響曲のなかで初めて成功し、現在も人気の高い作品。ブルックナーが
ワーグナーの死を予感しながら書き進め、その訃報に接して第2楽章にワーグナー葬送のためのコーダを書き加えたことでも知られています。カップリングは、ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』の4作目『神々の黄昏』から「ジークフリートの葬送行進曲」です。