バトルスやディアハンターなど多くの才能を輩出したUSインディの未来を予見し、アニコレの音楽的冒険の始まりを示した2004年のアルバム『Sung Tongs』。活動初期の彼らの評価を決定づけた作品であり、Rolling Stoneは「2004年の最も創造的で完成度の高いアルバムの一つ」と評価し、Pitchforkはこのアルバムを2000年代のベスト・アルバムの一つに選出。今回の国内盤CDには、「Leaf House」「Who Could Win A Rabbit」「The Softest Voice」の3曲のライヴ音源がボーナストラックとして追加収録されます。
一方、2009年にリリースされ発売15周年を迎える『Merriweather Post Pavilion』は、そのサイケデリックで夢幻的なサウンドで多くのリスナーを魅了してきた名盤。メンバーが持つ独自の音楽的ロジックが、これまで以上に鮮明に表現された作品で、PitchforkやSpin、KEXPなどで年間ベスト・アルバムとしても称賛、2000年代インディ・ミュージックを代表するアルバムとして、その地位を不動のものとしています。今回の新装国内盤CDには、初CD化音源「From a Beach (BBC Session)」がボーナストラックとして追加収録されます。