20年前、がんのため惜しまれつつこの世を去った、オランダの国民的シンガー、
アン・バートン(Ann Burton)の未発表音源をまとめたアルバム
『ラフィング・アット・ライフ〜ウィズ・ルイス・ヴァン・ダイク』(MZCF-1230 税込2,500円)が11月10日にリリースされます。
やさしく温かみのある歌声で多くのヴォーカル・ファンを魅了したアン・バートン。彼女が生前に残した、これまでまったく未発表だった素晴らしいパフォーマンスが、このたびオランダ・サウンド・アンド・ヴィジョン協会(Netherlands Institute for Sound and Vision)の膨大な資料保存庫からプロデューサー、ピート・トゥレナールによって発掘されました。
66年〜88年にかけての放送音源延べ43曲から、今回第一弾として、
『ブルー・バートン』や
『バラード&バートン』でおなじみのピアニスト、
ルイス・ヴァン・ダイクとの共演セッションを収録。サウンド・エンジニアは
ビリー・ホリデイの『The Complete Billie Holiday On Columbia』を手がけたハリー・コスタが担当しています。
第2弾も期待できそうなこの貴重な音源集は、すべてのジャズ・ヴォーカル・ファン必聴です!
※11月10日発売
アン・バートン
『ラフィング・アット・ライフ〜ウィズ・ルイス・ヴァン・ダイク』(MZCF-1230 税込2,500円)
[収録曲]
01.アイ・ゲット・ア・キック・アウト・オブ・ユー
02.ユー・アンド・ミー
03.恋はいじわる
04.プア・バタフライ
05.宵のひととき
06.イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド
07.スウィート・ウィリアム
08.スーナー・オア・レイター
09.ユー・ファシネート・ミー・ソー
10.ラッフィング・アット・ライフ
11.サムシング・クール
12.恋に恋して
13.雨の日と月曜日は
[演奏者]
アン・バートン(vo)
ルイス・ヴァン・ダイク(p)
ジャック・スコールス(b/M1,3,4)
ジョン・エンゲルス(ds/M1,3,4)
録音:70、76、84年