ラジオのパーソナリティとして活躍するANNAの1stアルバム『
ANNA』が、ポニーキャニオンから10月18日(水)に再発売されます。あわせて、同日にアイノクスレコード時代の全34曲の配信が開始されることも決定しています。
シンガー・ANNAは、プロデューサー、コンポーザー、ヴォーカリスト、ギタリストとして長年マルチに活躍する
角松敏生がエイベックスで立ち上げたプロジェクト“VOCALAND”にオーディションで選ばれ、
ANNA FROM VOCALANDとして1996年6月にメジャー・デビュー。その後、エイベックスの創業者がポニーキャニオンと立ち上げたアイノクスレコードに移籍しました。アイノクスレコードでも角松敏生によるプロデュースは継続し、ANNA名義で1996年11月のシングル「
Colors」を皮切りに、1998年3月の2ndアルバム『
Stories』まで、2年半の間にアルバム2タイトルとシングル4タイトルをリリース。
1998年末にアイノクスレコードが活動を終了してしまったこともあり、同レーベルからリリースされた200あまりの楽曲はしばらく忘れ去られた存在でしたが、ここ数年のシティポップ・ブームの中、ANNAの音源は角松プロデュースの重要作品として国内外のシティポップ・リスナーによって掘り起こされ、注目を集めるようになります。中でも1stアルバム『ANNA』は、全11曲の作曲、編曲からヴォーカル、コーラスのディレクションまで角松が自ら手掛け、シンガー・ANNAの魅力が最大限に引き出されているとの評価も高く、CDとして再発売される運びとなりました。
このたびの『ANNA』の復刻とアイノクスレコード音源の全曲配信開始についてANNA本人からは「14歳でこの世界を選び、今やラジオ歴の方が長くなり、当時を知らない世代の方たちにも時を経て楽曲を世界中に届けられる事に大変感謝しております」とコメントしています。
ANNAのラジオパーソナリティとしてのキャリアは、シンガーとしてデビューした27年前にスタート。2008年からは15年間にわたりbayfm『miracle!!』を担当し、今や千葉県とその周辺エリアの午前中といえば“あの声”という存在に。ANNAの軽快かつポジティブなトークにも乗って、ANNAの楽曲はラジオを通じて全国に、そしてサブスクで世界中に広がりをみせています。