Amazonは、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を8月13日(金)より、Amazon Prime Video(以下、Prime Video)にて、プライム会員向けに独占配信します。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は、日本を含む240以上の国と地域で独占配信される予定となっており、日本以外の国では、本作はPrime Videoにとって初の日本の大型アニメフランチャイズのDTS(Direct to Streamの略、劇場映画を直接配信すること)作品となります。
地球規模の大災害、“セカンド・インパクト”が起きた世界を舞台に繰り広げられる、汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン(エヴァ)と、“使徒”と呼ばれる謎の生命体との壮絶な戦い。1995年に放送開始したTVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』は、未曾有の戦闘を通して描かれる個性溢れるキャラクターたち、そして人の成り立ちの根幹にまで迫りぬいた物語を描いたアニメ超大作です。美しいデザインと色彩、感情にあふれる表現で展開される奥深いドラマは、多くの視聴者に衝撃を与え、放送後もその解釈を巡ってネット / リアルに関わらず様々な意見が展開されました。90年代の日本のアニメ業界に革命を起こしたとまで言わしめた本作は、日本のみならず世界中に一大“エヴァ”ブームを巻き起こし、誕生から26年の時を経て今なおSFアニメ超大作の金字塔として君臨。アニメの枠を超えたポップカルチャーのアイコンとして大きな影響力を及ぼしています。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズは、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版』を含め、『新世紀エヴァンゲリオン』のリニューアルでもリメイクでも続編でもなく、新たな『エヴァンゲリオン』として2007年に誕生しました。『:序』、『:破』、『:Q』の前3作はいずれも大ヒット。TVシリーズ放送当時を知らない熱狂的な若いファンを新たに生み、時代と共に進化してきました。そして、ほどなく劇場での上映を終えることが発表された4作目にしてシリーズのラストを飾る『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が、日本でも8月13日(金)よりPrime Videoにて独占配信されることが決定しました。今年3月8日に劇場公開された本作は、初日から大きな話題をよび、現在までの累計興行収入は101.5億円を突破し、2021年の日本国内で公開開始された作品の中で最も観られた映画となりました(7月18日現在、興行通信社調べ)。一足早く配信が決定した海外では、VARIETY(バラエティ)や、DEADLINE(デッドライン)など、名だたる有力メディアがPrime Videoでの配信決定のニュースを取り上げるほど本ニュースを注目視し、日本でもこの情報を掴んだファンからは日本での配信を望む声が多く上がりました。更に、米ロサンゼルス時間7月23日(金)に配信されるポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン」のオンラインイベント「Comic-Con@Home」にも
庵野秀明総監督が参加することが決定しており、世界からも更なる注目が集まります。今回Prime Videoで配信されるのは、劇場公開中に本編映像のさらなる調整が進められた最新の『EVANGLION 3.0+1.01 THRICE UPON A TIME』ヴァージョン。日本のPrime Videoでは、既に見放題独占配信中の『:序』、『:破』、『:Q』と共に、今回の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を含めて4部作を一気に視聴することのできるまたとないチャンスとなっています。好きなだけ、何度でも繰り返し観ることが出来るという配信ならではの楽しみ方は、劇場で鑑賞された方も、そしてまだ鑑賞されていない方にとっても新たなエヴァの体験となることは必至です。
[コメント]日本のアニメーションには、他にはないオリジナリティと、深いドラマがあります。そしてそれは考え方や価値観を超越して、世界中の人々を魅了しています。そんなアニメーションに大きな革新をもたらした『エヴァンゲリオン』に、私たちは以前より大きな注目をしていました。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が日本で大ヒットをし、世界中のファンが本作を待ち望んでいる中で、今回私たちが『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を世界の皆様にお届けできることをとても喜ばしく思います。前作を含めた『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の全4作品を夏休みに是非お楽しみください。――Amazon Prime Video コンテンツ事業本部長ジャパン 児玉隆志「海外のエヴァファンの皆様、いつも応援していただき大変有難うございます。そして、大変お待たせ致しました。コロナ禍の影響下で劇場公開での提供が困難な中、海外のファンの皆様に出来るだけ早く作品をお届けする最善の方法は何が良いのか。その為の熟慮を重ねた結果、Amazon Prime Videoでの世界配信という形になりました。劇場公開を前提とし制作された映像ですので、出来る限り大画面での視聴を、制作スタッフを代表して望みます。では配信開始までもうしばらくお待ち下さい。――庵野秀明©khara