ニューヨークのメトロポリタン・オペラなどで活動し、7月には歌舞伎座で
市川海老蔵と共演するカウンターテナー歌手
アンソニー・ロス・コスタンツォ(Anthony Roth Costanzo)のデビュー・アルバムの日本盤『
オンブラ・マイ・フ〜ヘンデル&グラス アリア集』(UCCS-1238 3,000円 + 税)が7月4日(水)に発売されます。海外では今秋発売予定のため、大幅な日本先行発売となります。
コスタンツォは11歳からプロ演奏家として活動を開始し、オペラやリサイタル、映画、ブロードウェイなど、幅広く活躍。2014年と2016年には京都で市川海老蔵と『源氏物語』で共演し、西洋のクラシック音楽と日本伝統の歌舞伎による異色のコラボレーションで話題を集めました。今年7月5日(木)から29日(日)にかけて上演される七月大歌舞伎の夜の部『源氏物語』には、光源氏を演じる市川海老蔵とともに、闇の精霊としてコスタンツォが出演することが発表されています。
『オンブラ・マイ・フ〜ヘンデル&グラス アリア集』は、バロック時代の
ヘンデルと現代の
フィリップ・グラスという、2人の重要な作曲家の作品を収録したもの。200年もの時を超えて2人の作曲家のコントラストを味わえる、コスタンツォならではの個性を感じられる内容です。