アンスラックス(Anthrax)の9年ぶりとなるライヴDVD
『チリ・オン・ヘル』が9月17日(水)に発売されます。
本作には、デビュー30周年を迎えた2013年の5月10日に行なった“世界一アツい”とされる南米チリの首都サンティアゴ公演の模様を収録。サンティアゴを撮影場所に選んだ理由として、メンバーのチャーリー・ベナンテ(ds)は、「撮影するに最適な場所だった。過去にも何度かサンティアゴでプレイしたが、アンコールも含めセットリストがすべて終わって俺たちが楽屋に戻ってもなお、オーディエンスは叫び、手を叩き続けるんだ。一度、ギタリストのスコット・イアンと一緒に観客に何が起こっているのかコッソリ見に行ったことがあったが、その光景は凄まじかった。そんなオーディエンスの前で撮影したいと思ったんだ」とのこと。
収録曲は「アマング・ザ・リヴィング」、「コート・イン・ア・モッシュ」、「インディアンズ」、「マッドハウス」、そして80年代に大ヒットしたラップ・メタル・ソング「アイム・ザ・マン」といった自身の代表曲にはじまり、
AC / DC「T.N.T.」、フランスのトラスト「アンチソーシャル」のカヴァーなど、バンドの歴史とルーツを網羅したもの。 また、ライヴ映像の合間には、元
ドリーム・シアターの
マイク・ポートノイや、
メガデスのデイヴィッド・エレフソンらが、アンスラックスへ賛辞を述べるシーンも挿入されており、デビューから30年を経てなおシーンの第一線を走り続けることのできる理由とその姿が本作には映し出されています。