さる10月24日(日)、
安全地帯がシンガポールのインドア・スタジアムでライヴを開催! インドア・スタジアムはこれまで
エリック・クラプトンや
オアシス、
コールドプレイなどのビッグ・アーティストが公演を行なってきたシンガポール最大規模の会場で、2003年には
小田和正もライヴを行なっています。
ライヴは20:30(日本時間21:30)に「じれったい」でスタート。同じアジア圏での公演でも、香港やソウルの熱狂的な観客と違い、シンガポールのファンはおとなしく、静かに聴き入ってる印象でメンバーも最初は戸惑い気味。しかしながらアコースティック・コーナーが終わって激しい曲中心の後半に突入すると、今まで辛抱していたのか、5,000人のオーディエンスは総立ち!
なにより驚くべきは、現地での安全地帯の浸透度(香港やソウルと同様、ほぼ全員のオーディエンスが日本語で一緒に熱唱!)。シンガポールでは80年から90年にかけて日本のドラマや音楽の大ブームがあり、
中森明菜、
松田聖子、
チャゲ&飛鳥が今でも人気だそう。なかでも安全地帯は香港や台湾のトップ・シンガーが次々とカヴァーしてヒットを記録していることもあり、地元では“日本を代表するアーティスト”として別格扱い。香港では
アラン・タム、
イーソン・チャン、ソウルでは
シン・スンフン、SG WANABEE、
Brown Eyed Girlsといった有名アーティストが会場に駆けつけたほど。
そんな熱いシンガポールのファンに応え、メンバーの玉置浩二はMCで「I Love シンガポール!」を連発しながら、パワー全開で身を削るかのように全身全霊で熱唱。最後の「悲しみにさよなら」が演奏された後も、観客はいつまでも席を離れず感動の余韻に浸っているのが印象的でした。
7月3日からスタートした安全地帯のツアーは、この夜のシンガポール公演で、全日程が終了。また、このツアー、武道館公演の模様は11月4日(木)よる9時からWOWOWで放送が予定され、12月22日にはDVDで発売予定。こちらもお忘れなく。