25年ぶりのスタジオ録音アルバムを4月に発表する、オリジナル編成によるエイジア。同月には、彼らのライヴ・アルバム『ライヴ・イン・バッファロー 1982.05.03』がコンプリート・ヴァージョンとなって再発されます。

　『ライヴ・イン・バッファロー 1982.05.03』は、彼らのライヴ・アーカイヴ・コレクションの一つで、82年5月3日に行なわれた米ニューヨーク州バッファロー公演の模様を収録。オフィシャル・ブートレッグ・シリーズであるものの、比較的クリーンなライン録音でオリジナル編成での貴重なライヴ音源が楽しめる作品として知られています。

　これまでも幾度か再発されてきましたが（写真は2007年再発盤）、今回のコンプリート・ヴァージョン（VQCB-70001〜2　税込3,500円）では、これまでカットされていた一部音声を追加し、再編集／最新リマスタリング（2008年）を施す予定。また初回限定盤のみ紙ジャケット仕様となります。発売はW Labelより4月30日を予定しています。

　
　なお、オリジナル編成で復活する以前の、近年のエイジアを支えたジョン・ペインが率いる、もう一つのエイジア“Asia Featuring John Payne”は、今年中にニュー・アルバムを発表する予定。それに先駆け、ペイン／ダウンズ体制でのエイジアのラスト・ツアーを収めたライヴ・アルバム『Scandinavia』が3月11日（英国）に発売される予定です。こちらは昨年発売の『Extended Versions』の新装版のようです。