先日＜サマーソニック＞で来日し、サイケで濃密なライヴを披露してくれたディアハンター（DEERHUNTER）。その興奮も覚めやらぬ中、ディアハンターのフロントマン、ブラッドフォード・コックス（Bradford Cox）のソロ・プロジェクト、アトラス・サウンド（ATLAS SOUND）が、3rdアルバム『パララックス』（BGJ-10133 税込2,490円）を日本先行リリースで10月26日にリリースします。

　日本デビューとなった前作『ロゴス』では、アトラス・サウンドの真骨頂でもあるサイケデリックな世界を表現しつつ、ドリーム・ポップなど幅広い音楽性を盛り込み大絶賛を受けましたが、今作は、ブラッドフォードの友人でもあり今年始めに他界したブロードキャストのトリッシュ・キーナンから大きな影響を受けた、透明感溢れる作品に。ブラッドフォード本人は「ジャンルとしてはSFアルバム」と明言しているそうです。

　現在『パララックス』の海外特設サイト（4ad.com/parallax）ではシングル「テラ・インコグニータ」のフリーダウンロードがスタート！ この曲は、公開されると同時にPitchfork（pitchfork.com）の“ベスト・ニュー・トラック”を獲得するなど、早くも注目を集めています。

　またアルバム収録曲「モナ・リザ」にはアンドリュー・ヴァンウィンガーデン（MGMT）が、ヴォーカル、ピアノで参加していることも判明。現在のUSインディ・シーンを代表する2人のコラボレーションは期待が高まります。さらに今作のアートワークは、デヴィッド・ボウイ（David Bowie）、イギー・ポップ（Iggy Pop）、ミック・ジャガー（Mick Jagger）など数々の大物アーティストのアートワーク / 撮影を手掛けたミック・ロック（Mick Rock）が担当！

　ディアハンターとしての作品も含めて、ほぼ毎年のように作品を作り続けているブラッドフォードの新たな挑戦ともいえる今作は、全音楽ファン必聴の作品です！