Fixing A Holeレーベルから、海外2作品が6月15日(水)に同時リリース。
1つ目は、イギリスのダービーで活動する
ザ・アトムズ(The Atoms)の4thアルバム『
Low Brow Hi-Fi』。20年にわたってキャリアを積んできた彼等が放つ最新作はプロデューサーに
クイアーズのJoeを迎え、キャッチーな部分はそのままに、より
ラモーンズから受けた音楽性の影響に対してストレートな楽曲が並んでいます。制作に深く携わったJoe Queerも「もし、この音源が90年代にLookoutからリリースされていたら、Queesrs、Mr.T Experience、Screeching Weaselの名盤と並ぶ評価を受けただろう」と最大級の賛辞を送っています。
また、コロナ禍においてもライヴ活動を盛んに続けており、4月末には地元ダービーで
Skimmer、Funbugらと共演、5月中旬にはMonster Zeroが企画したベルギーのライヴでクイアーズとの共演も大成功で行われました。
2つ目は、アンディー・バーナード率いる
ヘッドスパークス(Headsparks)による、これまでの活動の一区切りとなる6曲収録の『E.P.』。結成後、長らくバンドのサウンドに貢献していたベースのジョシュが育児のためにバンドに専念できなくなり、発展的解消として脱退が決まった際、彼への感謝と共に残した足跡を形にしたいとの意図でCDでのリリースとなりました。いずれの楽曲もアンディーの抜群の個性と、それをしっかりと支えるジョシュという構図が色濃く出ており、名盤と評されるヘッドスパークスの
1stアルバムに並び評される可能性を秘めた快作となっています。
なお、ヘッドスパークスは本作品をもって解散することを発表しています。