2012年に公開され、大ヒットを記録した映画『最強のふたり』の監督、スタッフによる最新作「セラヴィ！」が、7月6日（金）より東京・渋谷 シネクイントほかで全国公開。同作は、8月に来日公演を行なうイスラエル出身の世界的ベーシスト、アヴィシャイ・コーエン（Avishai Cohen）が音楽を初めて担当しています。

　本作は2017年にフランスで公開され、1ヵ月で興収25億円を突破した話題作。そろそろ引退を考えているベテラン・ウェディングプランナーの主人公を中心に、チャーミングな人々が巻き起こす遊び心と優しさに満ちあふれた作品です。7月の日本公開に先駆けて、本作の音楽面に迫ったメイキング映像がYouTubeで公開されています。映像には劇中のライヴ・シーンや、映像と音楽が見事な融合を見せる本編映像のみならず、コーエンによるレコーディング・シーンも収められています。

　コーエンは監督との共同作業を振り返り、「彼らが音楽やミュージシャンからどれだけインスパイアされているかを知り、逆に私も彼らにインスパイアされたよ。彼らの仕事を見ていて、それぞれが芸術として成り立っている“映像”と“音楽”を使い、お互いを補完し合うように一緒に作用させる方法や、彼らのものづくりに対しての情熱など、私はたくさんのことを学んだ」とコメントを寄せています。

　また、コーエンはエルチン・シリノフ（p）、イタマール・ドアリ（perc）と組む自身のトリオと17名の弦楽器奏者が共演する日本初演のプログラム〈アヴィシャイ・コーエン・トリオ with 17ストリングス〉を8月26日（日）東京・四ツ谷 紀尾井ホールにて開催。詳細はオフィシャル・サイトをご覧ください。

©Photo by Bernard RIE Photographies