1990年の創立以来、日本が世界に誇る古楽演奏団体として精力的に活動する
バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)が、
J.S.バッハ:『マタイ受難曲』を披露する公演を4月20日(日)に埼玉・彩の国さいたま芸術劇場音楽ホールで開催します。指揮は
鈴木雅明。
新約聖書のキリストの受難の物語を題材にした《マタイ受難曲》は、宗教曲の最高傑作といわれ、復活祭の時期に広く演奏されている言うまでもなくBCJにとって大切なレパートリー。また、BCJは彩の国さいたま芸術劇場音楽ホールを演奏会、リハーサル、レコーディングに長年使用し、その響きを育んできました。BCJが『マタイ受難曲』をこのホールで披露するのは6年ぶり、通算11回目です。
また、関連企画として、公演の指揮者でBCJの音楽監督を務める鈴木雅明が『マタイ受難曲』を語る作品解説レクチャーが、4月13日(日)15:00から彩の国さいたま芸術劇場 大練習室で開催されます。参加費は1,000円、4月20日の公演のチケットを持っている方は無料。彩の国さいたま芸術劇場のウェブサイトの申込みフォームで受け付けています。
Photo by Marco Borggreve