通算5枚目となるアルバム
『THE OCRACY』をリリースした
BACK DROP BOMB。アルバム発売を記念したフリー・ライヴを2月21日(火)に東京・下北沢GARDENにて開催!
会場のオープンと同時に、アルバムにも参加しているTA-1(ex.
Riddim Saunter)のDJがスタート、ヒップホップを中心とした選曲に会場の温度もいい具合に上昇。客電が落ちるとDJ WATARAIの手による新たなる「INTRO」が鳴り響き、スクリーンには7STARS DESIGNの手による『THE OCRACY』のジャケットが大きく写し出される……。スクリーンがゆっくりと上がっていくと、会場にサイレンが鳴り響き、「PROGRESS」からライヴはスタート。
アルバムにも参加しているEGO-WRAPPIN'のサポートなどで知られる武嶋 聡、山縣賢太郎(オーサカ=モノレール)といったホーン隊の演奏が骨太なBDBの演奏とからみつき、大きなうねりとなって会場全体を一気にヒートアップさせていく。続いて演奏された「VOICELESS SCREAMIN'」は、メタルの重さとファンクネスが同居する、貫禄を感じさせるナンバー。ファンの興奮に油を注ぐように「Bounce It〜Blazin'」「Turn On The Light」とライヴではお馴染みのキラー・チューンを連発、続けて「RENZOKU NO MIRAI」へ。
こちらは一転して、非常にアーバンでメロウなトラックの上でヴォーカルが冴え渡るアダルトなディスコ・チューン。夢見心地に会場をクールダウンさせていくこの曲はBDBの新境地ともいえるのでは。
「Remind Me」「In Order To Find The New Sense」といったナンバーが再びフロアを熱くさせていく中、BDBの楽曲の特徴のひとつとも言える非常にメロディアスなボーカル・ラインがより強調された「BEAT DOWN」。続く「You Up Around」を最後に一旦メンバーがステージを後にすると、当然会場は歓声の嵐! ファンの期待に応えるかのように再び姿を現したBDBが最後に演奏したのは「Bad News Come」。新旧織り交ぜた選曲の中、バンドの勢い、そしてなによりもアルバム『THE OCRACY』の完成度の高さを痛感させたライヴとなりました!