6月5日(月)まで東京・六本木 国立新美術館にて開催中の〈ミュシャ展〉を記念し、キングレコードより『
スラヴ賛歌〜ミュシャとチェコ音楽の世界』(KICC-1358 1,800円 + 税)、ワーナークラシックス・ジャパンより『
スメタナ「わが祖国」 -「ミュシャ展」開催記念-』(WPCS-13666 1,800円 + 税)の2タイトルが3月8日(水)に同時発売。
〈ミュシャ展〉では、アール・ヌーヴォーの代表的な画家として知られるアルフォンス・ミュシャの代表作に加え、50歳で故郷チェコへと戻り、晩年の約16年をかけて制作した一大プロジェクト「スラヴ叙事詩」も展示。ミュシャのチェコ国民として、スラヴ民族としての誇りと想いが描かれており、この全20作が公開されるのはチェコ国外では初。この作品を描くきっかけのひとつが、アメリカ滞在時に
ボストン交響楽団のコンサートでチェコ出身の作曲家・
スメタナの連作交響詩『わが祖国』を聴いたことであると伝えられています。
キングレコードからリリースされる『スラヴ賛歌〜ミュシャとチェコ音楽の世界』は、「スラヴ叙事詩」最初の作品「原故郷のスラヴ民族」をカヴァー・アートに使用。スメタナの『わが祖国』より「モルダウ」、
ドヴォルザークの「新世界より」、
ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」といった代表作、有名曲のほかに、チェコの民謡やチェコ語で歌われるアヴェ・マリア、そしてチェコ共和国国歌といった作品がチェコのアーティストをメインに収録しています。
ワーナークラシックス・ジャパンからリリースされる『スメタナ「わが祖国」 -『ミュシャ展』開催記念-』は、「スラヴ叙事詩」最後の作品「スラヴ民族の賛歌」がカヴァー・アート。
パーヴォ・ベルグルンド(Paavo Berglund)指揮
ドレスデン国立管弦楽団によるスメタナの『わが祖国』全曲を収録(1978年録音)しており、スメタナが思い描く祖国の文化や自然、歴史を堪能することができます。ブックレットには楽曲解説と共に絵画全20作品がカラー掲載され、美術館を回るように音楽を楽しめます。