沖縄県石垣島市出身のバンド、BEGINが、渋谷の為に書き下ろした新曲「渋谷百年総踊り」を8月14日（水）に配信リリース。

　本楽曲は、昨年、渋谷のシンボルとなっているハチ公が生誕100周年を迎えたことや、現在100年に一度の再開発で大きく変わろうとしている「渋谷の百年」をテーマに、渋谷を“第二の故郷”と公言するBEGINが、渋谷の街に根付いていく新たな盆踊りの曲として書き下ろしました。

　Vo.の比嘉栄昇は、「自分にとって渋谷の百軒店にあるB.Y.Gが大きな存在で、昔は渋谷に行った時は“お邪魔しています”という気持ちが取れなかったけど、B.Y.Gでライブをやらせて頂くようになってから、渋谷が“ただいま”って帰って来る感覚に変わりました。だから、今回はふるさとの歌を作っている感覚なんです。盆踊りはみんなで踊るっていう事は残っているけど、楽曲が迷走している状態なんじゃないかと思ったんですよね。盆踊りは、エイサーも同じようにご先祖さまを思い返したり、故郷で集まってひとときを過ごすみたいな意味合いがあると思う。だから楽曲の中だけでも故郷を歌えたらなと思いました」と、この楽曲制作のいきさつを語り、「将来的には地元の方々が歌い、踊り継いでくれたらそんなありがたい事はないですね。誰が作ったとかではなく、その土地の歌として歌い継がれていくような歌になったらいいなと思っています」と、今後の広がりに期待を寄せました。

　また、本楽曲の為に作られたオリジナルの振り付け動画が、YouTubeやTikTokにて近日公開予定となっています。なお、同曲は10月2日（水）に発売されるニュー・アルバム『ビギンの盆マルシャ』に収録されます。

　さらに、10月にファンクラブ限定でCD発売記念ライヴを開催、来年3月にはデビュー35周年記念公演を3月22日（土）大阪城ホール、3月30日（日）東京・日本武道館にて開催します。