ベン・ハーパー(Ben Harper)の通算10枚目、5年ぶりのソロ作となるスタジオ録音アルバム
『ギヴ・ティル・イッツ・ゴーン』が5月18日にリリースされました。
ニュー・アルバムに対してベン・ハーパーはこう語っています。
「こんなに時間の経過を体感させる、年表みたいなレコードは今まで作ったことがないよ。1年半前から今日までの自分の人生の延長のような内容なんだ。すべてのサウンドはここ1年半の自分の体験からインスパイアされてできたもの。これほどに正直な音楽的声明はないよ」。
ニュー・アルバムからの第1弾シングル「ロックンロール・イズ・フリー」は、進化し続ける世の中を“まったく新しい角度から見ること”をメッセージとし、世の中の現状に挑戦状を送るような大胆な楽曲に仕上がっています。この曲は、昨夏、ベンが前座を務めたロンドンでのライヴのメイン・アクトだった
ニール・ヤングから刺激を受けてできた楽曲でもあります。ニールの「Rockin’ in the Free World」の衝撃的なパフォーマンスによって新曲の種を心に授かったベンは、ライヴ終了後すぐさま自宅に戻り、「ロックンロール・イズ・フリー」を一気に書き上げたそう。まさしくこの出来事こそが、彼の本アルバムにかける強い思いと迸るエネルギーを象徴しています。
ソロ作としては2006年の『Both Sides of the Gun』以来となる今作の大部分は、ロサンゼルスにある
ジャクソン・ブラウンのスタジオにてレコーディング。ジャクソン・ブラウンは、切なさ満載のチューン「プレイ・ザット・アワ・ラヴ・シーズ・ザ・ドーン」に参加し、ベンと美しいハーモニーを奏でています。このアルバムにはこれ以外にも、ドラマーとして迎え入れ、曲作りも共に行った
リンゴ・スターとの熱くサイケデリックな楽曲「スピリング・フェイス」、即興で出来たインストルメンタル曲「ゲット・ゼア・フロム・ヒア」の2曲が収録されていることにも注目です。
※発売中
『ギヴ・ティル・イッツ・ゴーン』(TOCP-71083 税込2,500円)
日本盤特典:ボーナス・トラック、歌詞対訳、解説付
[収録曲]
01.ドント・ギヴ・アップ・オン・ミー・ナウ
02.アイ・ウィル・ノット・ビー・ブロークン
03.ロックンロール・イズ・フリー
04.フィール・ラヴ
05.クリアリー・シヴィアリー
06.スピリング・フェイス
07.ゲット・ゼア・フロム・ヒア
08.プレイ・ザット・アワ・ラヴ・シーズ・ザ・ドーン
09.ウェイティング・オン・ア・サイン
10.ダーティー・リトル・ラヴァー
11.ドゥ・イット・フォー・ユー、ドゥ・イット・フォー・アス
12.フィール・ラヴ(アコースティック)
※日本盤ボーナス・トラック