ベネディクト・カンバーバッチ主演映画『The Electrical Life of Louis Wain』が、邦題を『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』として、12月1日(木)より東京・TOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開されることが決定。併せて、本作の場面写真が公開されています。
本作は、19世紀末から20世紀にかけてイギリスで大人気を博した伝説のネコ画家ルイス・ウェインの人生を描いたイギリス映画。ルイス・ウェインには、『
イミテーション・ゲーム / エニグマと天才数学者の秘密』と『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でアカデミー賞にノミネートされたベネディクト・カンバーバッチ。幾人もの“天才”を万華鏡のように多彩に演じてきたカンバーバッチが、不器用でピュアな愛を貫くイノセントかつお茶目な天才という、彼の魅力を最大限に活かす実在の人物に挑みます。ルイスの妻のエミリーには、『
ファースト・マン』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、TVシリーズ『
ザ・クラウン』のエリザベス2世役で高い人気を獲得した
クレア・フォイ。一人ぼっちになる夫を励ます笑顔と、書き留めたくなる台詞の数々が魂に響きます。もう一人の主役にしてヒーローの“ピーター”を演じるのは、年齢に応じた3匹のネコ。なかでもリハーサル中もずっとカンバーバッチの側にいたフェリックスが、CG一切なしの名演でネコ好きの目をくぎづけにします。
共演にも、『
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』の
アンドレア・ライズボロー、『
裏切りのサーカス』の
トビー・ジョーンズ、『
わたしは、ダニエル・ブレイク』で英国アカデミー賞にノミネートされた
ヘイリー・スクワイアーズなど、英国実力派俳優が並びます。また、『
ジョジョ・ラビット』の
タイカ・ワイティティ監督と、ミュージシャンの
ニック・ケイヴも意外な役柄で顔を出します。さらに、『
女王陛下のお気に入り』でオスカーに輝いた英国の至宝
オリヴィア・コールマンが、ルイスの精神の核心を語るナレーションを務めます。
監督は、俳優としても活躍して英国アカデミー賞に輝き、監督としても同賞にノミネートされ、その才能が注目されている日系英国人のウィル・シャープ。英国貴族のエレガントな衣装を手掛けたのは、アカデミー賞に3度ノミネートされ、『
ある公爵夫人の生涯』で受賞した
マイケル・オコナー。
©2021 STUDIOCANAL SAS − CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION
■
『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』2022年12月1日(木)より東京 TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
louis-wain.jp配給: キノフィルムズ