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ベルリン・フィル、定期公演を日本に捧げる演奏会として開催

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団   2011/03/17 14:46掲載
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ベルリン・フィル、定期公演を日本に捧げる演奏会として開催
 東北関東大地震のニュースを受け、クラシック界でも世界各地から応援のメッセージが届いています。

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker)は、震災後の状況を受け、オーケストラと指揮者のベルナルド・ハイティンクが、3月16〜18日の演奏会を日本に捧げると発表しました。この模様は、3月18日にデジタル・コンサートホールでもオンライン中継されます。

 当日開始前には、インテンダントのマルティン・ホフマンが舞台上から短い挨拶を行ないます。コンサートでは、予定されていたウェーベルン「夏の風 のなかで」のかわりに、ルトスワフスキ「弦楽のための哀悼曲」が演奏されます。その他のプログラムは、これまでに発表されていたものと同様です(ルトスワフスキの交響曲第4番、レイフ・オヴェ・アンスネスの独奏によるブラームスのピアノ協奏曲第2番)。

 ヘルベルト・フォン・カラヤンとの初来日(1957年)以来、ベルリン・フィルは日本の聴衆と深いつながりを持ってきました。楽団全体のツアーと、室内アンサンブル公演との両方で、数限りなく客演を重ねています。音楽的な交流も盛んであり、この2月には、細川俊夫のホルン協奏曲が、同団で世界初演されました。また来る5月には、佐渡裕がはじめて指揮台に立つことになっています。オーケストラには、第1コンサートマスターの樫本大進をはじめ、日本人奏者も数名所属しています。

 また同団のサイトでは、首席指揮者のサー・サイモン・ラトルとゼバスティアン・ヘーシュ(第1ヴァイオリン)による、支援・連帯のビデオ・メッセージ(日本語字幕付き)が公開されています。

サイモン・ラトルとゼバスティアン・ヘーシュによるビデオ・メッセージ
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