ニュース

タワレコ発ライヴ<POP'n アイドル02>をレポート!

Berryz工房   2012/06/29 15:47掲載
はてなブックマークに追加
タワレコ発ライヴ<POP’n アイドル02>をレポート!
 タワーレコードのアイドル・キャンペーン「Pop'n アイドル」と連動するライヴ・イベント<TOWER RECORDS Presents POP'n アイドル>第2弾が6月23日(土)、Zepp Tokyoにて開催! 満員御礼となったこの日のイベントでは、さくら学院Negiccoぱすぽ☆バニラビーンズBABYMETALBerryz工房という豪華にして多彩なラインナップが実現。その全員がステージに並んだオープニングの時点で会場の熱気は凄まじいことに!

 一番手として登場したのは“アイドルとメタルの融合”をテーマに結成された、さくら学院の“重音部”ことBABYMETAL。ワーグナー「ワルキューレの騎行」の勇壮なテーマがアイドルのライヴらしからぬ雰囲気を醸し出すなか、MOAMETALとYUIMETALが両サイドからそれぞれ大きな旗を持って現れ、続けてスカル柄の全身タイツ軍団の騎馬に乗ってSU-METALが登場! 初っ端から轟音メタル×アイドル・ポップな「ド・キ・ド・キ☆モーニング」で観客を圧倒し、可憐さとゴシックな要素を併せ持った怒涛のパフォーマンスで一気に駆け抜ける。

BABYMETAL

 続いてのバニラビーンズは、ベスト・アルバム『VaniBest』でも冒頭を飾っていたポップなエレクトロ・ナンバー「KIDS」でスタート。恒例の自己紹介では、「いまイチオシのアイドルは、さくら学院重音部・BABY METALの菊地最愛ちゃんと、Negicco姉さんのNao☆ちゃん、そしてぱすぽ☆の“もりし”こと森 詩織ちゃん、そしてBerryz工房の“ももち”こと嗣永桃子さんです!」(レナ)、「よくお買い物に行くところはタワーレコードです!」(リサ)と、優等生な一面をアピール。7月4日リリースの新曲「ノンセクション」、オールディーズ風の軽快なポップ・チューン「チョコミントフレーバータイム」と続け、ラストはピチカート・ファイヴ「東京は夜の七時」カヴァー。モニターには東京の夜の街並みをイメージしたネオン風の映像が映し出され、事前に練習したという、手を“上上、下下”と動かす「5秒ぐらいで覚えられる」(リサ)振り付けで場内に一体感を生み出しながら、華やかにパフォーマンスを締め括りました!

バニラビーンズ

バニラビーンズ

 続いては、Negiccoが登場! ブルーのワンピースに身を包み、気合いの入ったダンス・パフォーマンスと共に「アノソラヘ」「ニュートリノ・ラヴ」、そして発売されたばかりのシングル「あなたとPop With You!」を歌唱。衣装の大人っぽさも相まって、可愛らしさよりもかっこ良さが際立つステージにオーディエンスも大きな歓声とコールで応えます! Zepp Tokyoでは初めてのライヴということで3人とも緊張していたようですが、その暖かい声援に「今日は落ち込まないで気持ちよく眠れそうですね」(Nao☆)と安心した様子。MCを挟んで、甘い歌声と弾けるポップ・サウンドがキュートな「トキメクMERMAID」を披露し、最後は『めちゃ×2イケてるッ!』エンディング・テーマとしてもお馴染みの「圧倒的なスタイル」へ突入。恒例のラインダンスで客席が笑顔いっぱいに溢れる中、Zeppでの初ステージは終了。バニビとのトーク・コーナーでは、地元の新潟から持参したというネギを客席に投げ入れるパフォーマンスも!

Negicco

Negicco

 続いては“教室エンターテインメント”をテーマに掲げる成長期限定ユニットのさくら学院。背中を向けて並ぶメンバー12人の姿に期待感が高まるなか、ロッキンな「FLY AWAY」で開幕、全員で円状に回るフォーメーションも鮮やかな「School days」も飛び出す! MCではメンバーが個性的な自己紹介を披露、中等部3年・生徒会長の中元すず香はカキ氷が大好物とのことで、今年の夏は自己最高記録の1日5個を上回る、10個完食への挑戦を宣言! 小等部6年の大賀咲希は途中で言葉に詰まってしまったりと微笑ましい一幕も。

さくら学院

 曲と振り付けにフォーク・ダンスの要素を採り入れたアップ・チューン「ベリシュビッッ」でさらに学校気分を演出したかと思えば、「FRIENDS」「Song for smiling」ではメンバーが2人ずつに分かれて手をつないだり、じゃんけんやあっち向いてホイのフレーズが挿入されたりと“教室”というコンセプトを徹底的に突き詰めたステージを次々と展開。彼女たちにとって大切な曲だという「夢に向かって」では、メンバー全員がピンク色の旗を持ったパフォーマンスで、清々しいほどにひた向きな姿を見せてくれました! 終演後のトーク・パートには、リクエストによりBerryz工房のももちが参加! “許してニャン”をさくら学院のメンバー全員といっしょに披露しました!

さくら学院

 イベントも佳境を迎えるなか、“空”と“旅”をテーマに活動する9人組、ぱすぽ☆がテイクオフ! 出だしからパンチの効いたロック・チューン「BREAK OUT!!」「Pock☆Star」で倒れこむほどのパフォーマンスを見せると、MCの自己紹介パートを挟んで“ぱすぽ☆の暴走少女”こと森 詩織が「それでは10曲続けて聴いてください!」とサラリと言いのけ、ロング・メドレーに突入。最新シングル「Next Flight」から「LA LA LOVE TRAIN〜恋の片道切符〜」まで、息をつかせぬ流れでオーディエンスのヴォルテージも急上昇!

ぱすぽ☆

 ダイナミックなアクションの連続に客席の熱気も最高潮へと達する中、最後はぱすぽ☆のマスコット的存在、奥仲麻琴と増井みおの手ほどきによる振り付けで「マテリアルGirl」をみんなで踊って終了。トークでは、Berryz工房の清水佐紀からの「みなさん普段はスーツ・ケースを持っていますが、そのなかには何が入っているんですか?」という質問に、「夢と希望が入っています!」とアンサー!

ぱすぽ☆

 そしてトリを飾ったのは、ハロー!プロジェクトきっての実力派グループとして知られるBerryz工房。真打ちの登場に会場が大きくうねるなか、最新アルバム『愛のアルバム(8)』から元気いっぱいのパンキッシュ・チューン「世の中薔薇色」でライヴはスタート。ベリーズの動きに合わせて客席も右に左にと動き、Zeppはこの日いちばんの大歓声に! 軽快なギター・カッティングとハーモニカのフレーズも熱いアゲアゲ曲「友情 純情 oh 青春」で火に油を注ぎ、挨拶を挟んでの「愛のスキスキ指数 上昇中」では、ももちが“こゆビーム”を発射してメンバーが倒れるというお馴染みの展開も。人気のシングル曲「付き合ってるのに片思い」、手拍子が楽しい「CLAP!」、ドラムンベース風のアレンジに美メロが絡む名曲「君の友達」と、バラエティに富んだ楽曲を次々と披露し、安定感のあるパフォーマンスで、さすがの風格を見せ付けます。

Berryz工房

Berryz工房

Berryz工房

 ドライヴ感溢れる「ライバル」では大合唱が巻き起こり、「本気ボンバー!!」「一丁目ロック!」という激アツ・ナンバーの連続投下に客席はコールの嵐で応戦。会場は地面を揺るがすような歓声に……! そして、ここでスペシャルなゲストが登場! なんと彼女たちとはハロ!プロでの戦友である℃-uteを呼び込み、“Berryz工房×℃-ute(ベリキュー)”名義でリリースされたばかりのシングル曲「超HAPPY SONG」をライヴ初披露! 貫禄のステージを終えました。

Berryz工房×℃-ute

Berryz工房×℃-ute

 トーク・コーナーでは、徳永千奈美夏焼 雅がプライベートで原宿に遊びに行った際に、NegiccoのNao☆とMeguに遭遇したというエピソードを披露(Negiccoの2人はその時に優しくしてもらったお礼にと、持参のネギをプレゼント)。また、アイドル界屈指の背の高さで知られる熊井友理奈と、同じく高身長のバニビ・リサによる背比べ対決も実現! 軍配は熊井に上がり、アイドル界一の高身長の座を守り抜きました。

 サプライズも含め、盛りだくさんの内容となった<POP'n アイドル02>。今後も期待です!(Photo By TEPPEI)
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015