続いて、メンバーによるパラパラのレクチャーがスタート。高瀬くるみの説明とともに真顔のメンバーが踊りだすと、「あそこにいるの、DJ KOOさんだー!」と客席に座るDJ KOOが映し出され会場は大盛り上がり。ミラーボールの光でステージは一気にディスコのような雰囲気に変化し、雨ノ森 川海による『そこらのやつとは同じにされたくない』、CHICA#TETSUの『高輪ゲートウェイ駅ができる頃には』、SeasoningSの『We Need a Name!』とグループ内ユニットの楽曲を立て続けにディスコティックスペシャルバージョンで披露。DJ KOOによるナビゲートで清野のトークボックスが印象的な『Hey!ビヨンダ』『激辛LOVE』が続き、ファンをさらに熱くさせる。
西田が「ツアーを一緒に頑張ってくれた仲間。11人目のメンバーと言っても過言じゃない」という炊飯器とともに登場すると、米派かパン派かをテーマにした『Never Never Know〜コメ派とパン派のラブウォーズ〜』へ。ラストには、島倉“りか”にかけた“ゆめぴりか”が5周年にちなんで5合炊けるというユニークすぎる演出でファンを沸かせた。タオルを回し、会場が一体になって盛り上がる『Go Waist』のあとには、発声練習の方法を紹介する映像がスタート。これまでのツアーでは発声練習中に急病人が発生し、島倉が救護するという内容だったが、武道館では島倉と小林萌花の体がぶつかった拍子に入れ替わるという続編的な内容に。想像の斜め上を行く展開でBEYOOOOONDSワールドに引き込みながら、小林のピアノの伴奏で『Oh!カンターレ』『英雄〜笑って!ショパン先輩〜』を披露。
メンバーが客席とライブビューイング、配信を見ているファンを煽り、今年リリースした『Go City Go』『フックの法則』をパフォーマンス。小林がひとりステージに残ってショパンの『幻想即興曲』を演奏し、会場が一気に静まり返ったかと思いきや、『アツイ!』『灰toダイヤモンド』『虎視タンタ・ターン』でさらに勢いを増していく。ビートと手拍子に乗せてメンバーとファンの「D・N・A!」コールがスタートすると、いつの間に「H2O!」コールに変化し、メンバーたちは一瞬の給水タイムへ。そのまま『ニッポンノD・N・A!』『涙のカスタネット』で盛り上がりは最高潮に達したまま、前田こころの「今夜中にまたお会いしましょう!」の挨拶で本編は締めくくられた。