アメリカ・ギター界の重鎮、
ビル・フリゼール(Bill Frisell)が、OKehレーベルからの第3弾アルバム
『星に願いを』(SICP-30917 2,600円 + 税)を2月3日(水)にリリースします。
前作
『ギター・イン・ザ・スペース・エイジ』では、熾烈な宇宙開発競争が展開されていた冷戦時代にスポットをあて、60年代に活躍したギター・インストという新ジャンルを切り開いたパイオニアたちへオマージュを捧げました。約1年3ヵ月ぶりのリリースとなる今作のテーマは、50〜60年代の映像音楽。『007』『ウエスタン』等、60年代のハリウッド映画、またヒットしたTVドラマから選曲されています。ビルのギターから古き佳き時代のアメリカが透けて見えてくるような映像音楽作品です。
シンプルなサウンドの中に奥深さが広がる今作には、これまでにも共演している
チャーリー・ヘイデンの娘ぺトラ・ヘイデンが参加し、神秘的な声でサウンド・スケープに陰影を加えています。また12曲目の「テールズ・フロム・ザ・ファー・サイド 」は、ビルのオリジナル作で94年に公開されたアニメ短編の音楽とのこと。心の風景がたちのぼるような音楽集です。