1962年の加入から93年に脱退するまで、31年間にわたって
ローリング・ストーンズのベーシストとして活躍した
ビル・ワイマン(Bill Wyman)がソロ・アルバム
『バック・トゥ・ベイシックス』(RES-272 2,500円 + 税)を10月28日(水)に発表します。日本では92年にアルバム
『スタッフ』を発売しているものの、イギリスをはじめとする全世界的にリリースされるアルバムとしては82年の
『ビル・ワイマン』以来じつに33年ぶり。2012年に行なわれたローリング・ストーンズの50周年記念ライヴにゲスト出演するなど、80歳を目前に再び音楽活動に意欲をみせるビルによる、滋味あふれるロック・アルバムとなっています。
マーク・ノップラーのアルバムでおなじみのキーボード奏者の
ガイ・フレッチャーがビルとともにプロデュースを手がけ、一部の曲では
ジェフ・ベックとの仕事などで知られるアンディ・ライトも共同プロデューサーとして参加。参加ミュージシャンは、ビルが全幅の信頼を寄せる
テリー・テイラー(g / ビルのユニット、
リズム・キングスのギタリスト)、
ロジャー・ウォーターズや
ヴァン・モリソンとの共演で知られるグレアム・ブロード(ds)、かつて
ポール・マッカートニーのバンドに在籍していた
ロビー・マッキントッシュ(g)というつわもの揃いで、60曲近く書いたオリジナル曲から厳選された楽曲を収録しています。
「最初はこういう曲をやるにはちょっと年を取りすぎたかなとも思ったんだが、でも考えてみると昔のブルース・ミュージシャンたちは、死ぬまでそういう若い頃の作品を演奏していたんだから、僕だって諦めてはいけないなと思い直したのさ」(ビル・ワイマン)