いよいよ今週、全世界で発売となった、
ビョーク(Bjork)のニュー・アルバム
『バイオフィリア』。本作は、スタジオ・アルバム、アプリ、Webサイト、カスタム・メイドされた楽器、ライヴ、ワークショップといった様々な要素で構成されている“マルチメディア・プロジェクト”。現在、YouTubeでは発売となったアプリの映像が公開されており、彼女の故郷アイスランドではライヴが10月末まで実施(期間中はワークショップも予定)。ライヴでは、このプロジェクトのためにカスタム・メイドされた楽器を間近に見ることができます。
楽器には、振り子の揺れでストリングを引っ張るという動作により、楽曲の“重力”という題材を描写するという3mの振り子ハープをはじめ、「Sharpsichord」という巨大手押しオルゴール、MIDIによってコントロールされているパイプオルガン、セレスト(ブロンズで出来たガムラン・バーで出来たもの)、ツイン・ミュージカル・テスラコイル(「サンダーボルト」のベースラインとして使用)……といったように、気になりすぎるラインナップとなっている模様。
ステージは、ビョークと楽器類、そして合唱団が中央に、観客のためのエリアはそれを囲むように設置されるとのこと。
タッチ・スクリーンという最新の技術を取り入れ、自然を自発的に感じるように作られたビョーク流自然科学『バイオフィリア』、そのすべてを日本でも体験する日が来ることを祈りつつ、まずは、フルで発売されたアプリと、そのアルバムをチェックしましょう。