2020年8月28日(金)に全国公開される映画「青くて痛くて脆い」の主題歌に、
BLUE ENCOUNT(通称: ブルエン)の新曲「ユメミグサ」が起用されることが決定。また、4月8日にデジタル・リリースされたTVアニメ「あひるの空」オープニング・テーマ「ハミングバード」のリリック・ビデオがYouTubeにて公開されています。
映画「青くて痛くて脆い」は、デビュー作「君の膵臓をたべたい」で一躍ベストセラー作家となった
住野よるが2018年に発表した同名小説が原作。実写映画となり、次期NHKの“大河ドラマ”と“連続テレビ小説”の主演を務める
吉沢 亮と
杉咲 花がダブル主演を務めることも話題となっています。
住野による原作小説のテーマ・ソングとして、ブルエンのメジャー1stシングル「
もっと光を」が使用されていたことはファンの間では有名な話。今回の映画化にあたり、原作者・住野よるたっての希望で、映画でもブルエンが主題歌を担当することになりました。
新曲「ユメミグサ」の主題歌起用に寄せて、ヴォーカル&ギターの田邊は「僕らの新曲、〈ユメミグサ〉。この作品を彩るためだけに作った曲ではありません。僕から登場人物たちに宛てた手紙のような存在です。住野先生、原作ファンの方々、そして映画で初めてこの世界に出会うことになるみなさんに捧げます」とコメントしています。
また、公開された「ハミングバード」のリリック・ビデオは、公開中の最新アーティスト写真のドキュメンタリー映像をベースに作成された内容。メンバーそれぞれの撮影風景と“信じる道を突き進む人”を肯定するブルエンらしい歌詞が爽快で、メンバー揃って楽しそうに撮影を行なっている様子が、よりこの曲のメッセージを際立たせている仕上がりとなっています。
なお、4月15日(水)21:00からは映画「青くて痛くて脆い」主題歌担当、そして「ハミングバード」リリースを記念し、メンバーによって定期的に配信されているツイキャス番組「ブルキャス」が生配信されます。いつもはメンバーが全員集合した形で行なわれているのを、今回はメンバーがそれぞれの自宅から配信するというファン必見の内容となっています。
[コメント]『くてくて』が映画化される日がきたらすぐにブルエンさんに主題歌のオファーします!
2年前の僕らのライブ終了後、楽屋にご挨拶に来て頂いた住野先生がこう言ってくれました。
『くてくて』とは「青くて痛くて脆い」のこと。
僕を含め、この作品のファンの間ではこう呼ばれています。
先生はこれまで様々な形の「青」を描いてこられたと思っています。
しかし今回の「青」には今までにないほど自分を重ねてしまう部分が多く、とにかく衝撃的でした。
青春とは、扱い方一つでファンタジーにもなりサスペンスにもなるんだと。
そんな『くてくて』の虜になった僕は、2年越しに住野先生との約束を叶えられたことが心底嬉しかったです。
僕らの新曲、「ユメミグサ」。
この作品を彩るためだけに作った曲ではありません。
僕から登場人物たちに宛てた手紙のような存在です。
住野先生、原作ファンの方々、そして映画で初めてこの世界に出会うことになるみなさんに捧げます。――田邊駿一(BLUE ENCOUNT)©2020映画「青くて痛くて脆い」製作委員会