愛知・名古屋在住のベースレス・ローファイ・ポップ・グループ“
BLUEVALLEY”が、9月21日(水)に1stアルバム『
BLUEVALLEY』を発売。8月19日(金)にアルバム収録曲「High School」を先行配信、ミュージック・ビデオを公開しています。
BLUEVALLEYは、名古屋在住のシンガー・ソングライター“ミナタニキクミ”が、家にあった古いYAMAHAのギターとヴィンテージ・リズムボックスをきっかけに最小限の音で始めたプロジェクト。1990〜2010年代のオルタナティヴ / ローファイ / インディー・ポップなどに影響を受けたサウンドに、ウイスパーな甘さを持つ特徴的な声で日本語をのせ歌っています。ライヴではギターとリズムボックスを使ったソロや、リード・ギターを加えた2人でのユニット編成、ドラムを加えたベースレスのバンド編成など、バラエティに富んだ表現方法をとっています。現在までに3枚の7インチ・アナログ盤をセルフ・リリースで発売。また、新型コロナウイルス感染拡大の影響によるライヴ活動の自粛をきっかけに無観客ライヴ映像3部作を企画。ソロ・ユニット・バンドの各編成で会場を変えながら無観客ライヴを行い、YouTubeにてライヴ映像を公開しています。2022年、米オハイオ州のレーベル「Lonely Ghost Records」からDIY dream pop project“The Merrier”とBLUEVALLEY・ミナタニキクミの共作「bmo」を配信リリースするなど、精力的に活動しています。
1stアルバム『BLUEVALLEY』は、1990〜2010年代のオルタナティヴ / ローファイ / インディー・ポップからの影響が色濃く、60'sサイケデリックやクラウト・ロック的な匂いも感じとれるサウンドとポップ・ミュージックの歴史をサンプリングしたような軽快な自由さ、言葉を発して音を鳴らすという衝動が詰め込まれたアルバム。ノイジーでオルタナティヴ、チープでローファイ、キラキラでジャングリー。シンプルな言葉のリフレインとアンニュイで少し甘いヴォイス。ベースレスというスタイルが持つ“欠けていることによる完成”というサウンドや叙情性と初期衝動が絶妙に入り混じった世界観は、体温は低いようでいて内面の熱量の行き場を探している2022年のリアリティを感じる作品となっています。
アルバム・ブックレットは、アートワークや映像制作などもDIYスタイルで手掛けるミナタニキクミが、フィルムカメラで撮った写真を自身で手焼きして制作するフォトブック仕様となっています。
「High School」はアルバム『BLUEVALLEY』に収録されている楽曲。公開されたMVは、今年6月にメンバーが英ロンドンを訪れた時に、サウスイースト・ロンドンにある黄色い外装と60's〜70's愛溢れるディスプレイが目印のインディペンデント・レコードショップCasbah recordsにて撮影された映像です。